佐渡裕さんと実際にお会いした人から勧められて読みました。
指揮者としての考えをオーケストラに伝えるために
どうするか?どのように振る舞うか?何が必要か?
人間は感じたことにしか動かないといいますが、
佐渡さんの過去を通してそれがつまびらかにされていきます。
それを読み解くのがスポーツドクターの辻さんです。
佐渡・辻の両者で往復書簡のように進んでいき
人の心がどのように動く(動いた)のか、
説明も交えながら描かれています。
佐渡さん自身のエピソードの面白さもさることながら、
辻さんの合いの手で感性が紐解かれる部分に
惹かれて読み進められました。
個人的には優雅な指揮者として有名である
カルロス・クライバーのエピソードが好きです。