内容の全てが手紙やFAXのやり取りで構成されており
短編集のようにいくつもの話しがつまっております。
一環しているのは西村香という名の正体不明の覆面作家。
この覆面作家に色々な熱狂的なファンが「会いたい」「サインが欲しい」
「講演会に来てほしい」だの厚かましい手紙を出版社まで送ってくる。
厚かましいファンを相手にするのが西村香だったり、
時には西村香に扮する出版社の人間だったりして色々な事件へと発展する。
短編集かと思って読んでいたら途中から「もしかして続きモノ?」と疑問を抱くようになる。
そして最後の最後に待ち受けるラストとは!?
あまり期待せずに読むと◎です。密室殺人のトリックが陳腐だと言わず、
西村香と手紙やFAXでのみやり取りする形式や、西村香と関わった人間が
最後にどうなるのかを楽しんで読むと良いでしょう。