本巻はいわゆるTV版、映画版では語られることの無かった、ガンダムの前日譚です。
演説中に倒れ、帰らぬ人となったジオン・ズム・ダイクン。
遺児のキャスバルとアルテイシアはその後どんな過酷な運命をたどるのか・・・?
ファーストファンなら知らずには置けない「語られる前の物語」が紐解かれます。
幼い頃のシャアはどんな少年だったのか?
なぜ復讐鬼として爪を研ぐことになってしまったのか?
そもそもダイクンの遺児という立場に在りながら、何故シャアを名乗り、ジオン軍に潜り込めたのか?
セイラはなぜサイド6に居る事になったのか?
「青い巨星」ランバ・ラルの若い頃の活躍と挫折とは?
そしてハモンとの馴れ初めは?
タチという若い兵士の事を貴方はご存知でしたか?
ザビ家は始めは4兄弟だった?!
じゃあ後の一人はどこへ?!
1年戦争の発端となった1週間戦争はどんな戦場だったのか?
その戦場での英雄・ランバ・ラルはなぜ冷遇されたのか?
・・・などなど、ファーストファンが知りたくてたまらなかった多くの事柄が、
安彦先生の物凄く生き生きとした素晴らしい線で描かれています。
言うまでも無く安彦先生はストーリーテラーとして超一流です。
物語の方も言う事無し!
キャスバルがシャアとなる過程が驚くほど納得の物語運びです。
この愛蔵版は紙にも印刷にもこだわりぬいて、カラーも完全再現です。
見応え抜群!!
後書きは安彦先生が「前日譚3部作」を描くようになったきっかけをご自身で書かれています。
特別寄稿は何と久米田康治先生!
良かったね、久米田先生! これで堂々とガンダムネタが描けるよ!
・・・ところがどっこい、後は読んでのお楽しみ・・・。