バンド結成6周年に発売された、アルバム「SUPER NOVA」のリリースから約8ヶ月ぶり
シングル。
「愛のWarrior」
イントロから性急なビートと堂々としたギター、ハイテンションなシンセ。
B`zやT.M.Revolutionを彷彿とさせる(オフボーカルで聞くと同業者のサイキックラバーっぽい)、
つまり王道のポップス、ロックである。
愛と戦いをテーマとした、PVの紀章同様ファイティングポーズをとりたくなるような
「こんなモンじゃないぞお前は戦え」と聞く者を鼓舞する応援歌。
歌、ギターともにイケイケで最後まであっという間に聞ける。
アンジェリークとのタイアップ曲とのことだが、女性向きというよりも
男の子向きのバトルものっぽい。
「Beat it, Love!」
「SEA OF STARS」もダンスだったけど、ギターも電子音もこちらの方がロック指数が高い。
ライヴで掛け合い必須のフレーズが多く、最近の紀章の詞に顕著な遊び心に溢れたリリックで、
四文字熟語も英語の部分もうまく乗せる。
イマドキというか、ダンスロックということで二番の出だしでボイス加工も披露。
「HAPPY LIFE」
恋愛論というよりは人生論的なメッセージ性の強い詞で、シャレではなく
紀章からリスナーに向けて訴えかけている曲。
今の日本の時世を反映してか、「もし今君が本当に大切な愛を見つけたなら
二度と手放すんじゃない」、「絶望なんてありえない 人間が未来を知らない以上
希望は常にあるのだから 保証だってないけど生きていけるよ」と、
素直な気持ちと前向きな言葉を投げかけ、優しく、諭すような声で歌われる。
ライヴの良さには以前から定評があったGRだが、今年もかなりライヴやイベント参加が多かった。
「SUPER NOVA」のツアーでは全国でホールツアーを敢行。
5周年記念に去年武道館進出を果たし、今年の十月に早くも二度目の武道館ライヴを実現させた。
音楽雑誌PATI PATIのイベントでアニソン以外のアーティストとも共演。
アニソンユニットとして始まったGRだが、最近はアニソン以外の音楽シーンにも進出している。
音楽活動をしている男性声優はソフトで草食系なアプローチの方が多いが、谷山紀章は逆方向。
最近のルックスが昔のメタルヒーローみたいなのも痛快だ。
これからも独自路線を突っ走っていってほしい。