キムナムギルssiが観たいという目的だけで観たので、
キムさんの宣伝映画だと思えばそれはそれでいいのかな?!
日本にもよくある、ミニシアター系の映画です。
物語としての起伏は少なく、淡々と人のココロの“あわい”を描くような、
観る者の知性や感受性の豊かさを必要とするような映画。
こういうのは、成功するか作り手の情熱や哲学が込められていれば
ずっとココロに残る名画となり得ますが、
そうでない場合ひたすら後味が悪く、だるいだけ。
映像はきれいですが(それしか取るとこない)、
病気とかエイズとか同性愛とか辺境のカフェとか脱獄囚とかレイプとか、
もういちいち重たく日常じゃそうありえないテーマに依存しなければ
映画の雰囲気を成り立たせることができないのか?!と腹立たしいし、
重要なところ、ミアが2人の男をそれぞれ愛するようになった経緯や、
スインのパーソナリティの繊細な部分など 全部ばっさり抜け落ちており
「どうだ…美しいだろう」といわんばかりの「それっぽい」場面ばかりが
ただ紙芝居のように流れていきます。
であの終わり方。なにかのプロモーションならいいのですが、
これひとつで作品にするのはちょっと… 視聴者をナメているとしか思えない。
てことで、ナムギル氏の宣伝映画と思うことにします