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愛の媚薬はラプソディ  (ライムブックス)
 
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愛の媚薬はラプソディ  (ライムブックス) [文庫]

ニコール ジョーダン , Nicole Jordan , 岡本 三余
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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商品の説明

内容説明

愛のない公爵との結婚を選んだ社交界の華レイヴン。
式当日、彼女は覚悟を決めて花嫁衣装に身を包んだ。
しかし、すべての支度が整ったところで覆面の男たちに連れ去られてしまう。薬で気を失っていたレイヴンの前に現れたのは有名な賭博場の経営者ケル。
危ないところをケルに助け出されたが、この事件でロンドン社交界は大騒ぎに……。

内容(「BOOK」データベースより)

公爵との結婚式当日。社交界の華レイヴンは覚悟を決め、花嫁衣装に身を包んだ。愛を貫いたがゆえに社交界を追放された母。同じ失敗をしたくないと、社会的地位のために結婚して母の無念を晴らすつもりだった。しかし、すべての支度が整った花嫁は覆面の男たちに連れ去られてしまう。復讐を目論んだかつての求婚者が誘拐したのだ。薬で気を失っていたレイヴンの前に現れたのは高級賭博場の経営者ケル。危ないところを彼に助け出されたが、ロンドン社交界は大騒ぎになっていた。公爵との結婚を放棄することになった彼女が唯一、名誉を挽回する方法はすぐに誰かと結婚すること。もはや選択肢がないレイヴンは救いの手を差し伸べてくれたケルと結婚することになってしまった。しかし、彼が恐ろしい殺人者だという噂を耳にして…。はたして夫の真実の姿は!?めくるめく愛の頂点を極めた傑作シリーズ。

登録情報

  • 文庫: 390ページ
  • 出版社: 原書房 (2012/1/10)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4562044241
  • ISBN-13: 978-4562044245
  • 発売日: 2012/1/10
  • 商品の寸法: 15.2 x 11.1 x 2.5 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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《危険な香りの男たち》シリーズ第4弾。
ヒロインは、第2弾『情熱のプレリュード』で活躍したニコラスの異母妹、レイヴン。
彼女は、第3弾『とこしえの愛はカノン』でも主人公ブリンの頼れる友人として活躍しますが、
今作品は前作の事件等とは関係ない独立したストーリーなので、前2作品を読んでいなくても問題なく楽しめます。

ヒーローのケルは前3作のヒーローとは違い、“ヘルファイア・リーグ”のメンバーではありません。
身分も平民で、賭博場の経営者です。
悪名は高いものの、実は道義心や責任感が強く誠実な性格で、困った人や虐げられた人をほうっておけないがゆえに
レイヴンとも関わることになります。

物語はレイヴンの結婚式当日の朝から始まり、覆面の男たちによる誘拐、媚薬を飲まされ監禁、ケルとの官能の一夜、
スキャンダルを防ぐための便宜結婚…と、まさに怒涛の勢いで展開します。
読みどころは「相手を愛してはいけない」「相手に近づきすぎてはいけない」「だから肉体関係も避けなければ…」と
相手の強烈な性的魅力に懸命に抗う、レイヴンとケルの禁欲的な結婚生活。
官能的な描写に定評のある筆者だけに、互いに欲求不満で悶々とする場面、特にレイヴンの妄想シーン
(彼女には「海賊」と名付けた「夢のなかの恋人」がいて、夢のなかで逢瀬を楽しんでいるのだ)は最高にセクシーです。

もうひとつの読みどころが、レイヴンの本来の結婚相手、ハルフォード公爵 チャールズ。
第2弾、第3弾ではヒロインたちに嫌われ、わたしも「こいつは絶対に冷酷非情な極悪人に違いない」と思い込んでいたのですが、
今回はそんな彼の隠れた人間性が明らかになります。………かなり、胸キュンです。
次作に出番があるのかはわかりませんが、できれば彼には本当にしあわせになってほしいです。

さて、便宜結婚し、禁欲結婚を続けるレイブンとケルですが、なかなか本物の結婚や恋愛関係には発展しません。
2人とも生い立ちに問題があり、家族の問題を抱えている上に、母親との誓いにも縛られているからです。
互いにどうしようもないほど惹かれあいながら、相手を愛したくないとあがく2人。
本当にどうしようもなくなって、ついにベッドをともにするようになっても、
「わたしたちにあるのは肉体関係だけ」「色恋で道を誤りたくない」「愛に興味はない」と自分の本心から目をそらす2人。
このあたりの展開はせつなく、じれったく、もどかしく、胸がつまります。
ハッピーエンドに至るまでの道はなかなかに険しく、2人がしがらみから解放され、愛を実らせるまでにはつらい事件も起こりますが、
困難を乗り越えたあとのレイブンとケルは本当にしあわせそうで、エピローグはかなりイイ感じです。

第1弾からずっとレギュラー出演しているウォルヴァ―トン侯爵“快楽のプリンス”デアは、今回も登場。
レイヴンのみならず、ケルからも信頼を得て、作中で大活躍します。
第5弾では、ついに彼が主人公。はたしてどんな運命が待ち受けているのか、いまから読むのが楽しみです。
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