リストはピアノの魔術師と言われます。
演奏会は常に超満員だったそうです。
作曲よりも、ピアノ編曲に熱心だった時期が長く、有名な曲を作り変えてしまうのですが、果たしてそんなことをしてもいいのか、という議論が起きたそうです。
シューマンがその著書でリストを擁護しています。良いか悪いかは、聴衆が決める、と論じています。
知り合いのピアニストに聞くと、演奏会でリストの曲をやるとなると何ヶ月も前から緊張してしまうのだとか。難しいんだそうです。超絶技巧等という作品までありますから。
それでもピアニストはリストが弾きたい、のだそうです。
このアルバムでピアノを弾いているホルフ・ベレットはキューバの方です。
最後のロマン派ピアニストあるいは伝説のピアニストと呼ばれたりします。
リストはロマン派時代の音楽人ですので、リストに対しては特別な思いがあったようです。
多分、そのことは1曲目の愛の夢で、納得がゆくと思います。
1972年から73年に録音されたものです。