前作から3年ぶりとなる、1985年発売5th。
初期の仄暗い幻想性とも、前作「Dreaming」のようなシャーマンじみた狂気性とも違う、新たな領域に足を踏み入れた彼女。
全編を通して、春の日差しのような温かな愛情に満ち溢れている、母親が子に向ける愛、男女の愛、神が人類に向ける愛、大自然に対する愛など、様々な『愛のかたち』が収められている。
民謡調のフィドルが印象的な #10 "Jig of life" 。宇宙飛行士の無線のようなSEから始まり、軌道上から宇宙に浮かぶ小さな青い球体を見守るといった内容の、#11 "Hello Earth" などが印象的。
不必要に奇をてらうことなく、それでいて彼女らしい個性を失わず、ダンサンブルな曲からアンビエントな曲まで幅広く収められている傑作。