読み始めはいかにも辻さんらしいやわらかい文章にどっぷりと浸かって、心地よく読めていたが、だんだんとストーリーが進むに連れて、なんというかまどろっこしいというか、「あの日」「あの日」と回想ばかりで、一向に先に進まないもどかしさみたいな気持ちで読んだ。
そもそも、二人が別れた原因はなんなのか?
それは単に言葉が足りなかったとかいう問題ではないと思う、もちろん国籍が違う、文化の違いとかでもない。
ただ、二人が分かり合えなかったということじゃないのかな?と思った。
韓国の女性がみな、紅ちゃんのような人だとしたら幻滅だし、日本の男性は潤吾クンみたいな人のほうが珍しい(笑)
カンナのほうが現実的な感じがする。
しかし、このカンナという女性はもっとも苦手とするタイプかも。
全般的に『冷静と情熱のあいだに』の韓国版、って感じがして新鮮味に欠けた気がする。
そして最後まで紅の正体はつかめず。
孔枝泳という人の本を読むしかないのかな(汗)