海兵隊がどんな採用試験をするのか?あの程度で幹部候補生になれるとは。
体力、知力、何より精神力に秀でたものでないと、採用にすら至るまいよ・・・
醒めた目をして見ていた二十歳過ぎの、陸自幹部候補生の自分がいたものです。
が、鬼軍曹のあまりのリアルさに引き込まれ、激しいしごきに耐えてギアが
自分は辞めない、行くところがないっ!と、魂の絶叫を吐露するシーン・・・。
(ここは本人が回想で、振り返って今の心境を語ってます、意外な発言ですぞ)
卒業式のあと、鬼軍曹が敬語でギアに対応するシーン。
ベタベタではあるが、何故か引き込まれるラストの白馬の王子のシーン。
かつての自分の人生をなぞる部分が重なり、好きな作品のひとつでした。
空挺訓練や着水訓練はむろんのこと、バックル磨きや、靴磨き、ベッドメイク
そんな何気ないところに頷けるところが、たくさんあるのです(笑)
四半世紀を過ぎて、あの世界とは何の縁故もなくなったけれど
訓練シーンを見ると、こみ上げてくるものがありますなぁ。あの鬼軍曹が
この後アカデミー助演男優賞をとったことやら、出演者のその後やら
ぜんぜん知らなかったけれど、本編よりメイキングの方が楽しみだったのは
珍しい経験ですね。無論本編も携帯電話がないこと以外は現代と同じでしょう
・・・たぶん(笑)。老若男女すべての世代にお勧めの映画です。