日本酒についてはまったく知識がなかったのですが、友人に薦められて手に取りました。
「銘酒」と呼ばれる酒の背後に潜む物語に惹きつけられ、一気に読んでしまいました。蔵元や杜氏の苦心や迷いがひしひしと伝わってきます。これは取材に10年もの月日を費やしたという著者自身の「愛と情熱」にもよるものなのでしょう。
丁寧な註がついているの日本酒について特別な知識がない初心者でも安心です。巻末の酒販店データも親切だと思いました。興味を持った日本酒がどこで入手できるかがすぐ確認できます。
帯にあるとおり、読んだら飲まずにはいられない良質なノンフィクションであり日本酒入門書です。