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愛と幻想のファシズム(上) (講談社文庫)
 
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愛と幻想のファシズム(上) (講談社文庫) [文庫]

村上 龍
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (32件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 770 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容説明

危険な予兆をはらんだ衝撃の近未来政治小説1990年世界恐慌の波の中で日本も未曽有の危機を迎えた。サバイバリスト鈴原冬二をカリスマとする政治結社「狩猟社」は一気に日本の中枢を獲ろうと暗躍する…

内容(「BOOK」データベースより)

激動する1990年、世界経済は恐慌へ突入。日本は未曽有の危機を迎えた。サバイバリスト鈴原冬二をカリスマとする政治結社「狩猟社」のもとには、日本を代表する学者、官僚、そしてテロリストが結集。人々は彼らをファシストと呼んだが…。これはかつてない規模で描かれた衝撃の政治経済小説である。

登録情報

  • 文庫: 504ページ
  • 出版社: 講談社 (1990/8/3)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4061847392
  • ISBN-13: 978-4061847392
  • 発売日: 1990/8/3
  • 商品の寸法: 14.6 x 10.6 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (32件のカスタマーレビュー)
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最も参考になったカスタマーレビュー
12 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By かい
形式:文庫
 久しぶりに本棚にあったこの本を読んでみて,
作者が当時,そして現在も抱えている危機感を,
20年遅れてようやく共有できた気がした。

 いまだにこの小説が80年代前半に書かれたこ
とが信じられない。まるで今の日本を20年後の
歴史家が,当時を思い起こして描いたかのよう
である。

 例えば「グローバリゼーション」というコト
バを使わずに,この現象が正確に描かれるので,
逆に本質がよくわかる気がする。

 「現在」を映し出すように描かれた小説はい
くらでもあるが,誰もみたことのない「未来」
を見てきたように正確に描いたこの小説は恐る
べき文学である。
このレビューは参考になりましたか?
24 人中、22人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By happyfun120 トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫
 順番は逆になりますが、「希望の国のエクソダス」以来久々に

村上氏の小説を読みました。エンターテイメントとして本当に

楽しませていただいたというのが正直な感想です。

 こちらの知識不十分のために、満喫とまでは行き着くことが

出来ませんでしたが、

・世界経済の知識(近代の経済史)

・世界の近代史(特に明治大正昭和の日本の歴史)

がしっかりとしていれば、☆5つ以上に楽しめる作品のように思います。

 この小説がバブル崩壊以前に書かれていることや、

現在でさえも閉塞感や経済的半植民地状態が続いていることを

考えると改めて村上氏はすごいなと思います。

 それからもう一つ分るのは、歴史をしっかり分析・研究すれば、

やはりある程度未来は予測出来るんだということでしょうか。 
このレビューは参考になりましたか?
13 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
 ご都合主義的にストーリーが進行してゆき、ただのハンターがカリスマになるのを不自然に思わせないのはさすがの筆力。
 コミック的な経済小説だが、細部が村上氏のおベンキョーによって強力に補完されているため、すんなりと現実感を感じて読める。
 現実と虚構を入り交じらせてリアリティーを醸しだす手法は海外小説では「ジャッカルの日」などに見られたが、この手のジャンルとしては日本では嚆矢の部類に入るのではないだろうか?
 ありえたかも知れない過去、ありうるかも知れない未来を氏は好んで描く傾向にあるが、その意味でもこの作品は氏にとっても最初の作品であり、また転機でもあったと思う。
 前期作品においてはやはり「ブルー」や「コインロッカー」を引きずっていて、ご本人も自らを「詩人」だと思っていたらしいが、今や「長編作家」であるとし、おベンキョーしては吐き出す大江健三郎的作家になってしまった感がある。
 そして、氏にとってそういったタイプの最初の作品がこれだと思う。
 それは村上氏が、大江氏と同じく社会経験なしに作家になってしまったが故の必然であり、今となっては殊更不自然でもないのだが、そのバイアスが作品にも大いに反映されている。
 この作品でも氏の権力やシステムに対するある種のルサンチマンを嗅ぎとることは容易だが、その独特の英雄待望的傾向や反民主主義思想に対する興味深さをひとまず置くとしてもエンターテインメントとして秀逸であり、とても楽しめる作品である。
 最も作者の分身に近いと思われる副主人公がファシズム体制について行けずに最後に自殺を遂げるところを見ると、案外作者も「民主的」かと安心させられるところもある。
このレビューは参考になりましたか?
最近のカスタマーレビュー
リアルなのかリアルでないのか
若干、「そんなアホな」とつっこみたくなる展開が多い気がします。... 続きを読む
投稿日: 3か月前 投稿者: ゆん
好きじゃないのにおもしろい!
私はもう、この本の世界が好きか嫌いかで言うと、そんなに好きじゃないし、どこか嫌悪感すら感じてしまう。... 続きを読む
投稿日: 6か月前 投稿者: アヒル
肝心なところがダメなので、小説全体に説得力がまるでない
この小説では、「鈴原冬二」という主人公のカリスマ性に、周囲の人間、そして財界・政界を含む日本中のひとびとが惹き付けられていく、という設定をベースに物語が進められる... 続きを読む
投稿日: 6か月前 投稿者: yutoato
最高の作品だが・・・
10年以上前、大学生の時代に読みました。
村上龍は『希望の国のエクソダス』をはじめ、予言的な小説を書く事で話題となりましたが、... 続きを読む
投稿日: 18か月前 投稿者: くらうど
下巻への準備は完了!!
如何にも上巻という内容だった。

登場人物の紹介に徹しつつ、
下巻へのお楽しみの種を多数蒔く。... 続きを読む
投稿日: 19か月前 投稿者: せぷたか。
経済人としてのスタート地点となった名作
... 続きを読む
投稿日: 2010/1/20 投稿者: まる・ち
傑作!お薦めします。
村上龍氏の最高傑作だと思う。
これ程時代を切り取り、日本という国を切り取り、エンターテインメントとしても最高の... 続きを読む
投稿日: 2008/10/28 投稿者: 逆襲のシャア
預言書的な。
ハードカバーが1987年に刊行されていて、何かの雑誌の連載小説だったらしいので、書き始めたのは1985年、プラザ合意の頃であろうか?1990年代を舞台とした近未来... 続きを読む
投稿日: 2008/9/28 投稿者: char78
夢中で読んだ
中学生の頃、夢中で読みました。
バブル期、バブル崩壊の頃の様相を反映しているようですが、今読んでも全く古さを感じません。... 続きを読む
投稿日: 2007/10/25 投稿者: 千丸
試しに読んでみるには力作すぎる…
... 続きを読む
投稿日: 2007/8/22 投稿者: T.Amakusa
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