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愛と幻想のファシズム〈上〉 (講談社文庫)
 
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愛と幻想のファシズム〈上〉 (講談社文庫) (文庫)

村上 龍 (著)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

激動する1990年、世界経済は恐慌へ突入。日本は未曽有の危機を迎えた。サバイバリスト鈴原冬二をカリスマとする政治結社「狩猟社」のもとには、日本を代表する学者、官僚、そしてテロリストが結集。人々は彼らをファシストと呼んだが…。これはかつてない規模で描かれた衝撃の政治経済小説である。

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18 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 バブル崩壊以前に書かれたとは思えませんでした。, 2006/10/21
By happyfun120 (大阪府豊中市) - レビューをすべて見る
(TOP 500 REVIEWER)   
 順番は逆になりますが、「希望の国のエクソダス」以来久々に
村上氏の小説を読みました。エンターテイメントとして本当に
楽しませていただいたというのが正直な感想です。
 こちらの知識不十分のために、満喫とまでは行き着くことが
出来ませんでしたが、
・世界経済の知識(近代の経済史)
・世界の近代史(特に明治大正昭和の日本の歴史)
がしっかりとしていれば、☆5つ以上に楽しめる作品のように思います。

 この小説がバブル崩壊以前に書かれていることや、
現在でさえも閉塞感や経済的半植民地状態が続いていることを
考えると改めて村上氏はすごいなと思います。

 それからもう一つ分るのは、歴史をしっかり分析・研究すれば、
やはりある程度未来は予測出来るんだということでしょうか。 
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11 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 1987年作品であることの意味, 2007/6/14
発表当時に読んだ。バブル真っ只中にも、バブル崩壊後にも、そしてほんの何日か前にも。
本作は政治的な側面が強いが、昨今経済分野での仕事が目立つ村上龍氏の経済小説の原点と言える作品か。

主人公「トウジ」を中心とする結社の伸張が描かれる上巻では、読者は言葉にできにくい「高揚感」と「不安」を持つのではないか。高揚感は閉塞感に対する風穴の期待の裏返しであるし、不安は「ファシズム」という語感に対して我々が受けた教育の反映だといえる。ファシズム=悪という「常識」的な刷り込みに揺さぶりをかけてくれたと言う点で、私にとって本作の価値はとても大きい。為政者は動機の道徳的崇高さで評価されるべきでなく、結果で評価されるべきであるという「マキアヴェッリ」的な視点に立てば、日本だけでなく各国の現政体が最適な形態であるかには疑問を感じる。
強力なカリスマ性を持ったファシストが歴史から姿を消して既に半世紀以上が経過した。平均的な教育を施されたこの国で「トウジ」が現れる可能性は限りなく低いだろうが、強力なカリスマ性と優秀なテクノクラート組織を合わせ持ったファシストが現れたときに、我々は本当にその魅力に抗えるのだろうか。

バブルの全盛を迎える前に既にこの作品を世に問うていた龍氏の視点と、本作を貫く圧倒的な筆力と龍氏自身の若さ故の作品全体に漲るエネルギーを高く評価しないわけにはいかない。
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10 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 危機感に突き動かされる, 2005/7/7
By taKa (東京都文京区) - レビューをすべて見る
村上龍の小説の魅力のひとつとして、全体に溢れる危機感が挙げられると思う。

この作品には、閉塞感漂う日本に対する苛立ちと焦りが満ち溢れている。これが書かれた
当時がバブル絶頂期であったことを考えると、村上龍の先見性にあらためて感服させられ
る。

いつまでたっても踊り場に停滞している景気や、拡大する貧富の格差、少子化で先細る人
口、台頭する中国と反日など、現在の日本を取り巻く状況が危機的でなくて何であろう。

このような時代だからこそ、是非ともこの本を手に取るべきだ。
人は本能的に危険や不安から目を背けたがるものだが、それに向き合って闘うことこそが
生の充実であることを、この小説から感じることができるだろう。

主人公があまりにも理想化され過ぎていて、現実離れしている感はあるものの、一旦読み
出すとグイグイと引き込まれる。

多少長すぎるところが星1つ減点か。

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投稿日: 12か月前 投稿者: かい

5つ星のうち 5.0 傑作!お薦めします。
村上龍氏の最高傑作だと思う。
これ程時代を切り取り、日本という国を切り取り、エンターテインメントとしても最高の... 続きを読む
投稿日: 13か月前 投稿者: 逆襲のシャア

5つ星のうち 5.0 預言書的な。
ハードカバーが1987年に刊行されていて、何かの雑誌の連載小説だったらしいので、書き始めたのは1985年、プラザ合意の頃であろうか?1990年代を舞台とした近未... 続きを読む
投稿日: 14か月前 投稿者: char78

5つ星のうち 5.0 夢中で読んだ
中学生の頃、夢中で読みました。
バブル期、バブル崩壊の頃の様相を反映しているようですが、今読んでも全く古さを感じません。... 続きを読む
投稿日: 2007/10/25 投稿者: 千丸

5つ星のうち 3.0 試しに読んでみるには力作すぎる…
... 続きを読む
投稿日: 2007/8/22 投稿者: T.Amakusa

5つ星のうち 5.0 圧倒的なリアリティー
中1の頃に買って途中で放棄した小説。
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投稿日: 2007/3/10 投稿者: たろう

5つ星のうち 4.0 村上の軽やかな足取り
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5つ星のうち 5.0 最高に面白い!
村上龍は自らを、「私は寓話作家だ」と語っているが、この作品は、彼が作り出した「寓話」の中でも最上級のものだと思う。好きになれる作品です。
投稿日: 2006/3/25 投稿者: aaa-ayukawa

5つ星のうち 3.0 なぜ誰も指摘していないのだ?
... 続きを読む
投稿日: 2005/9/10 投稿者: daepodong

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