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愛しの座敷わらし 下 (朝日文庫)
 
 

愛しの座敷わらし 下 (朝日文庫) [文庫]

荻原 浩
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

父親の左遷で東北の片田舎に引っ越した高橋一家。家に居場所のない夫、不平ばかりもらす妻、いじめにあっていた娘、気弱な息子、認知症の気配がある祖母……お互いを思う気持ちはあっても、すれ違いばかりでバラバラだった家族が、引っ越し先の古民家に棲みついていた「座敷わらし」との出会いをきっかけに、その絆を取り戻してゆく、心温まる希望と再生の物語。待望の文庫化!

内容(「BOOK」データベースより)

座敷わらしの存在に戸惑いつつも、高橋一家は家族の絆を取り戻していく。彼らを目覚めさせたのは、悲しい座敷わらしの言い伝えだった。本当の幸せに気付いた五人は、それぞれに新しい一歩を踏み出してゆく。家族の温かさと強さが心に響く、希望と再生の物語。

登録情報

  • 文庫: 296ページ
  • 出版社: 朝日新聞出版 (2011/5/6)
  • ISBN-10: 402264608X
  • ISBN-13: 978-4022646088
  • 発売日: 2011/5/6
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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’07年1月から11月まで朝日新聞に連載された作品。

高橋一家は夫婦と中2、小4の子供ふたり、そして夫の母親が同居する、どこにでもいそうな5人家族。食品メーカーに勤める夫が、東京本社から田舎の支店に左遷され、築百三年の古民家を借りて移り住むところから物語は始まる。一家のみんなはそれぞれ、これまたどこの家庭にもありそうな不満や、問題を抱えており、さらにこの新しい生活が不安だ。

しかし、この家に居ついている‘座敷わらし’の存在がそんな一家を変えてゆく。田舎暮らしが慣れてゆくのにしたがうように、初めは恐る恐るだが、次第に‘座敷わらし’を中心に、バラバラだった家族が一致団結してゆく姿が独特の萩原節でユーモラスに描かれてゆく。夫は「仕事と家庭」「妻との夫婦の絆」「子供たちとの絆」を、妻は「夫との夫婦の絆」「子供たちとの絆」「姑との関係」、夫の母親は「老いからの解放と前向きな姿勢」、そして子供たちは新たな友人たちとの「友情」「親子の絆」を取り戻してゆくのである。

また、‘座敷わらし’にまつわる悲しい由縁も、いたいけで泣かせてくれる。

本書は、萩原浩のサラリーマンや若者や主婦の奮闘物語の延長線上にある、彼らしい、家族をめぐる、本当のささやかな幸せとはなんだろうと思わせる物語である。

そして私は、ファミレスのウエイトレスの最後のセリフで、なんか救われたような感じがした。
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それぞれに少しづつ悩みを抱えた一家5名の物語。父親の転勤で、父親のわがままで東北の田舎の一軒家に住むことに。そこには座敷わらしが・・。その座敷わらしとの共存関係からそれぞれがそれぞれの悩みを解消して、家族としてまとまっていく。その過程が、それぞれの視点で語られるのでわかりやすくておもしろい。
座敷わらしの表現がすばらしく、読者のアタマの中でその姿を思い思いに描いてしまう。それだけで楽しくなり、読んだ後で笑顔になる一冊です。
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2 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
ファミレスの店員さんの六名様ですね・・家族の顔が思いうかび、この小説を読んでホンワカした気分なりました。
家にも座敷童さん居るといいな〜因みに私は朝日新聞連載で読みました。
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