飛騨白川郷・越中五箇山の合掌集落のモノクロ記録写真集。
ダム開発で沈んでしまった集落。過疎により朽ちていく集落。大自然に育まれる、くったくない子どもたち。柔らかい表情のじいちゃん、ばあちゃん。おだやかな祭りや仏事の様子。。。
どれも、これもが、懐かしくて涙が出そうになる。
世界遺産となって観光化の波にさらされている様子も写されている。
男の子と女の子と、二人だけになってしまった桂分校の教室に、こんな張り紙がしてある。
「たった一人しかない自分を たった一度しかない一生を ほんとうに生かさなかったら 人間に生まれてきたかいがない」(全部は写っていないので、一部推測)
1970年、廃校となる。学校が荒れ果てて、自然に還っていく様子が撮られている。見ていて、寂しさと希望が入り混じった不思議な気持ちになる。写真にドラマがある。