原作は人気漫画家ホ・ヨンマン氏がスポーツ新聞紙上に連載した同名の作品です。性に関する意識がまだまだ保守的な韓国、婚前妊娠の設定は同じでも、ドラマ化された際の余りにも軽い表現に批判もあったようです。
妊娠や結婚の現実を前にして、ひたすら逃げることしか思いつかない男達。浮気を繰り返したあげく、意地の張り合いから離婚に到る夫婦。物語終盤しんみり、ほろりとさせる場面もありますが、全ての物事が軽くコミカルに展開していきます。
結婚に反対する親や恋敵の存在も深刻化することなどありませんから、安心して観ていられます。反面、人物像の深みに欠けるとも言えますが。
35歳になっても大人になりきれない、情けない、だけど憎めない男をアン・ジェウクが軽妙に演じ、ソ・ジヘが明朗活発なヒロインを好演しています。それにしても、劇中「タコのような...」と言われるアン・ジェウクの髪型は変! ずっと、気になってソコばかり見てしまいます。
愛とは? 家族とは? 結婚生活とは何か? 『災難』でしかなかった事から、3組の男女が互いに理解し合い、幸せな家庭を築いていく姿を明るく描く物語は、見終わってみると意外に重要なメッセージを伝えてくれたのかもしれません。