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愛してるなんていうわけないだろ (中公文庫)
 
 

愛してるなんていうわけないだろ (中公文庫) [文庫]

角田 光代
5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

空き地で花火をして大声で笑い、終電のプラットホームに声を響かせて走り、夜の闇に声を溶かすように尽きない話をし、言えなかったことや悲しいことを手紙に書き―。時間を気にせず靴を履き、いつでも自由な夜の中に飛び出していけるよう…恋人のもとへ、タクシーをぶっ飛ばそう!初エッセイ集復刊。

内容(「MARC」データベースより)

あああ。あんな子、好きになるんじゃなかった…。寒い日に暖かいココアをすすったように、胸の中がぽうっと暖かくなる、リリカル・エッセイ。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

登録情報

  • 文庫: 173ページ
  • 出版社: 中央公論新社 (2000/03)
  • ISBN-10: 4122036119
  • ISBN-13: 978-4122036116
  • 発売日: 2000/03
  • 商品の寸法: 15 x 10.4 x 0.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 89,740位 (本のベストセラーを見る)
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16 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
目からウロコな本でした。
すべてのことはむだじゃないことや、
結局はヒトなんだっていうことに気付かせてもらいました。
私はこの著者の小説には結構どちらかというと
暗いイメージで複雑な感情をもっているのですが、
この本は正反対な印象を持ちました。
明るくて前向きなエッセイです。
ささやかな幸せが心から幸せに思えたり、

生きていることや自分のまわりにいる人々に感謝したくなる・・
そんな本です。

このレビューは参考になりましたか?
13 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By sasabon #1殿堂 トップ10レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫
直木賞受賞作家 角田光代さんの初エッセイの文庫です。小説とは違い、作者の感情がストレートにエッセイにでていますので、とても興味深く読みました。

冒頭の「タクシーをぶっ飛ばす日まで」は、突然恋人に会いたくなる瞬間、タクシーをぶっ飛ばしてでも会いたい、という恋心について語っています。作者の憧れをこめて、それを好意的に書いていますが、ご本人はしたこともないし、できそうもないそうです。
非日常の行為を描きながら、日常的な範囲で納まり、そして最後は、作者特有の肩の力が抜けた柔らかさで占めくくられています。このあたりが角田流なのでしょうね。

「贈り物」も良かったですね。失恋した瞬間には、何の慰めの言葉も役に立ちませんが、作者が描く運転手さんのような優しさこそ、確かに最高のクリスマスプレゼントかもしれませんねえ。ラストの三行が作者の才能を感じさせました。

「おとなりさんの時間について」で描かれている失恋の痛手からの回復のお話しもうなずけました。確かに、傷を癒すのには時間が最良の薬ですね。冷静になれば、また経験をつめばそれは一定の理解が得られますが、当事者にとってそれどころではないのも良くわかります。若さの特権は、時間が沢山あることだといえるかも知れませんが。

全編通じて、作者の若かりし頃(現在も若いが)の感情のきらめきがいたる所で感じられましたし、それは才能の輝きを予兆させるものでもありました。
ストレートな感情表現って若さの特権なのかも知れませんね。

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13 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By mayura7
形式:文庫
帯にも書いてある、タクシーをぶっ飛ばして恋人の所へ。。。
好きになると、他のものをほっぽり出しても相手に会いに行きたい。
明日の忙しい予定なんか、「会いたい」って気持ちひとつで「まぁいいや」に変えられる。
そういう、自分でも半ばあきれ気味なのに抑えられない気持ちを、
ストレートに肯定してくれるお話がいっぱいです。

恋をしていて、悩んじゃったりしている時には元気を。
恋をしていないなら、恋をしようかな、
なんて思わせてくれる前向きな本ですよ。

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