他の方々がレビューで書かれているように、この最終巻については私も全面的に好感が持てたわけではありませんでした。6巻までのベイベは文句無しに★5つでしたが…。展開の都合上仕方無かったんでしょうけど、6巻の終盤から最終巻までずっと重くて気楽に読みにくくなりつつあるとは感じました。ほのぼのした場面もこの作品の魅力なのでその点が少なかった気はしますが、それでも少しずつそのような場面を入れていたので悪くは無かったと思います。逆に結末に向かっているのに明るい場面が多いとおかしいでしょうし。それより、結末と最後の場面です。他の方々も問題視しているのは。まぁこれについては私も考えがあります。結末に関しては予想はしていましたが、まさか突然あのようになるとは。ゆずゆは戻るべき場所へ戻ったと思うので、それは良いんだろうけど少し後味が悪かったのは否めません。片倉家の人達、特に結平には残酷でした。結平の想いを考えると泣けてきますけどね。円満にあのような形になるならまだ良かったかもしれませんが、しかしそれだと物語としてはどうかとも思いますし難しいところです。それと最後の場面。ゆずゆの姿を見る限りあれから5年って感じでしょうか。よくあるパターンですけど、どうしてもその間の話や未来が読者としては気になってしまうものです。槙ようこ先生は読者それぞれの想像に任せるという事でした。それは悪くないのですが、個人的には結平とゆずゆの再会がラストシーンだったらなぁと…。ありきたりですけど。大変長くなりましたが、残念だと思った部分が最終巻には見られたので★1つ減らしました。とは言え、ベイベを全体で評価すれば★5つ。ありそうで無かった、斬新なー、絵も展開も上々で良い作品だったと思います。