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愚者のエンドロール (角川文庫) [文庫]

米澤 穂信 , 高野 音彦 , 清水 厚
5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (43件のカスタマーレビュー)
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内容紹介

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君しか、解けない――〈スニーカー・ミステリ倶楽部〉第4弾!

文化祭の準備に追われる古典部のメンバーが、先輩から見せられた自主映画。廃屋で起きたショッキングな殺人シーンで途切れたその映像に隠された真意とは!?ちょっぴりホロ苦系青春ミステリの傑作登場!

内容(「BOOK」データベースより)

「折木さん、わたしとても気になります」文化祭に出展するクラス製作の自主映画を観て千反田えるが呟いた。その映画のラストでは、廃屋の鍵のかかった密室で少年が腕を切り落とされ死んでいた。誰が彼を殺したのか?その方法は?だが、全てが明かされぬまま映画は尻切れとんぼで終わっていた。続きが気になる千反田は、仲間の折木奉太郎たちと共に結末探しに乗り出した!さわやかで、ちょっぴりほろ苦い青春ミステリの傑作。

登録情報

  • 文庫: 254ページ
  • 出版社: 角川書店(角川グループパブリッシング) (2002/7/31)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 404427102X
  • ISBN-13: 978-4044271022
  • 発売日: 2002/7/31
  • 商品パッケージの寸法: 14.8 x 10.6 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (43件のカスタマーレビュー)
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22 人中、20人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 古典部シリーズ第二弾 2008/1/25
By 樽井 トップ1000レビュアー
形式:文庫
 古典部シリーズの第二作目です。
 「やらなくていいことはやらない。やらなければいけないことなら手短に」がモットーの省エネ主義の折木奉太郎を主人公としたシリーズです。
 前作で、千反田えるをはじめとして、中学からの腐れ縁の友人、そしてその友人に想いを寄せる女の子と古典部メンバー4人が勢揃いしたこのシリーズ、今回は学園祭にビデオ映画を作ろうとしている二年F組の生徒からとある相談が持ち込まれるところから幕を開けます。
 その相談とは、彼らが撮ろうとしていた映画の脚本家が心労で倒れてしまい、シナリオの続きがわからなくて撮影が中断している。しかし、途中まで完成している映画をみれば、その「ミステリー」と仮称された映画の中の真犯人は本当は分かるはずなのだといいます。勿論彼らには分からないので、依頼がきたわけですが、彼らは古典部のメンバーに、そのシナリオの肝となる真犯人と犯行トリックはどういうものかF組の先輩たちの推理のどれが本当のものかチェックして欲しいというのでした。「女帝」と渾名される氷の女王のような先輩に上手くのせられ、千反田の「気になります」の一言で推理を始めた奉太郎。果たして、本当のシナリオに沿って、映画内の真犯人を見つけられるのか。
 ということで、今回の古典部は、ミステリー映画の謎解きというミステリー好きにはたまらないネタをもってきました。
 彼らが、作中の映画の映像や関係者の意見を聞きながらそれぞれの推理を討論しながら進む姿はまさに探偵もののようだし、推理の中で繰り広げられるメタ推理の話もミステリ好きにはたまらないですね。ノックスの十戒だとか懐かしい言葉も出てくるし、楽しく読めました。加えて、その中で彼ら高校生がいろいろな意味で成長していく姿もきっちり描いていて、青春小説としてもきちんと成立します。また、その上で、単純に話が終わらないように最後にひねりをきちんと加えてくるあたり、米澤さんは本当にうまい作家さんだなぁと思います。
 文句なくお勧めレベルです。
このレビューは参考になりましたか?
12 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 まさに青春ミステリ 2008/3/9
By ポロロッカ トップ500レビュアー
形式:文庫
『古典部シリーズ』の2作目です.

前作同様,姿を見せない人物がストーリテラー的な位置づけで,
はじまりとおわり,それぞれうまくフォローされている印象です.

また,物語の性質上,ミステリの度合いが強くなっているようで,
無気力傾向から変わりつつある主人公が,積極的に解決に動くなど,
このあたりは,前作から読んでいれば,さらに楽しめるかと思います.

ただ,見どころは主人公の積極さによってもたらされる中盤以降で,
その結果による自己嫌悪や葛藤,そこから強気に開き直る態度などは,
なんとも言えない青くささがあり,まさに青春ミステリといったところ.

ミステリとしてはちょっと粗いところがあったように思いますし,
最後の最後で,事件の真相を語るのにある『ツール』を使ったのは,
ちょっとずるくも感じるのですが,今回の経験が主人公に与える影響,
未だに姿を見せないある人物のことなど,このあとも気になる作品です.
このレビューは参考になりましたか?
6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
…と某Wikipediaにあったので、わざわざそっちを読んでから挑んだのですが、別に本作中にネタバレがあったりはしませんでした。
(途中古典部の面々がチョコレートの試作品を食べるところが本家そっくりでプッと噴き出しましたが)
毒入りチョコレート事件というのは、ある事件について6人の探偵が順番に自分の推理を披露していく話で、本書もその形式に乗っ取っているあたりがオマージュなのですね。

1作目の氷菓についても言えるのですが、本シリーズはあくまで普通の高校生の青春物語であるので、警察沙汰になるような事件は全く起こらず、従ってどうしても地味です。
伏線の張り方や回収は丁寧ですし、構成もよく練られてはいますが、謎が小粒なので解けた時の驚きもイマイチ…。
けど、今作の謎の焦点にあたる「脚本家が本来書きたかったミステリーとはどんなものだったのか」
そしてラストの1文を考えると、作者が目指しているものが何なのかは分かりますね。
「凄惨な殺人事件だらけのミステリの中に、こういう作品があってもいいじゃないか。」
そんな著者の主張がにじみ出ていると思いました。
このレビューは参考になりましたか?
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投稿日: 6か月前 投稿者: アマゾン三郎
5つ星のうち 4.0 推理の焦点がミソ
前作と比べ、ミステリの要素が強くなってます。... 続きを読む
投稿日: 8か月前 投稿者: yunagi
5つ星のうち 5.0 ミステリー(劇中劇)がグダグダになる典型的な例
大沢在昌氏の近著によると、ミステリーは小説の中でも最も書くのが難しいらしい上に、... 続きを読む
投稿日: 9か月前 投稿者: NH1976
5つ星のうち 3.0 タイトルの不思議
氷菓があまりにもひどかったので、なんで?と続きも買ってしまいました。

内容はミステリ色もあり、割と面白くできてましたが、... 続きを読む
投稿日: 9か月前 投稿者: むいむい
5つ星のうち 3.0 前作と出来はかわらない
氷菓シリーズ第二弾。電車の中で読む本がなかったので購入しました。... 続きを読む
投稿日: 10か月前 投稿者: sarimariku
5つ星のうち 4.0 ミステリーの客観化
本書は、未完成のミステリー映画の結末を推理するという話である。... 続きを読む
投稿日: 10か月前 投稿者: ペルシャ猫
5つ星のうち 4.0 謎解きよりも先輩たちとの会話が面白かった気が…
ミステリーをほとんど読むことがないので、そちらの側面でのディティールなどが入っていて興味深いというのには、そういうものなのか、といった程度になっちゃいました。でも... 続きを読む
投稿日: 11か月前 投稿者: sh-kato
5つ星のうち 5.0 良作でしょう(少々ネタバレ有)
これは良い。... 続きを読む
投稿日: 11か月前 投稿者: 酔いどれビュー
5つ星のうち 1.0 「氷菓」と同じ作者とも思えない駄作、かなり失望しました
この小説に出版社は「なぜ江波に訊かなかったのか?」という副題を付けていますが、読者としては「なぜ本郷(台本作者)に訊かなかったのか?」と問い返したい気分です。続きを読む
投稿日: 11か月前 投稿者: コーヒー大好き普通人
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