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愚者のエンドロール (角川文庫) 文庫 – 2002/7/31


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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

「折木さん、わたしとても気になります」文化祭に出展するクラス製作の自主映画を観て千反田えるが呟いた。その映画のラストでは、廃屋の鍵のかかった密室で少年が腕を切り落とされ死んでいた。誰が彼を殺したのか?その方法は?だが、全てが明かされぬまま映画は尻切れとんぼで終わっていた。続きが気になる千反田は、仲間の折木奉太郎たちと共に結末探しに乗り出した!さわやかで、ちょっぴりほろ苦い青春ミステリの傑作。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

米沢/穂信
1978年、鉱山街に生まれる。物語の想像を趣味の第一としているうち、それが高じて小説を書き始めた。2001年、第五回角川学園小説大賞ヤングミステリー&ホラー部門奨励賞を『氷菓』(角川スニーカー文庫)で受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 254ページ
  • 出版社: 角川書店(角川グループパブリッシング) (2002/7/31)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 404427102X
  • ISBN-13: 978-4044271022
  • 発売日: 2002/7/31
  • 商品パッケージの寸法: 14.8 x 10.6 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (50件のカスタマーレビュー)
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30 人中、25人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 樽井 投稿日 2008/1/25
形式: 文庫
 古典部シリーズの第二作目です。
 「やらなくていいことはやらない。やらなければいけないことなら手短に」がモットーの省エネ主義の折木奉太郎を主人公としたシリーズです。
 前作で、千反田えるをはじめとして、中学からの腐れ縁の友人、そしてその友人に想いを寄せる女の子と古典部メンバー4人が勢揃いしたこのシリーズ、今回は学園祭にビデオ映画を作ろうとしている二年F組の生徒からとある相談が持ち込まれるところから幕を開けます。
 その相談とは、彼らが撮ろうとしていた映画の脚本家が心労で倒れてしまい、シナリオの続きがわからなくて撮影が中断している。しかし、途中まで完成している映画をみれば、その「ミステリー」と仮称された映画の中の真犯人は本当は分かるはずなのだといいます。勿論彼らには分からないので、依頼がきたわけですが、彼らは古典部のメンバーに、そのシナリオの肝となる真犯人と犯行トリックはどういうものかF組の先輩たちの推理のどれが本当のものかチェックして欲しいというのでした。「女帝」と渾名される氷の女王のような先輩に上手くのせられ、千反田の「気になります」の一言で推理を始めた奉太郎。果たして、本当のシナリオに沿って、映画内の真犯人を見つけられるのか。
 ということで、今回の古典部は、ミステリー映画の謎解きというミステリー好きにはたまらないネタをもってきました。
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22 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 アマゾン四郎 投稿日 2012/11/3
形式: Kindle版 Amazonで購入
アニメ化で評判になっていたのと電子書籍というものに興味があったので
スマホにKindleアプリを入れて1巻の『氷菓』とともにKindle版を購入しました。

結論から言いますと、建物の見取り図を見ながら展開するような密室ミステリは
電子書籍ではかなりムリ!ということです。

紙の本では気軽にできる、前のページにある図面や登場人物が動く事件部分を
こまめにチェックしながら本編を読み進める、という方法が電子書籍では難しいのです
不可能ではありませんがかなり手間がかかり、実際ムリでした。

じゃあどうしたのかというと、所有していたAndroidのタブレットPCにもKindleアプリを
インストールし、こちらの端末で図面や前のページを確認しながらスマホで読み進めました、
すごい無駄。

電子書籍で密室ミステリはハードルが高いと思いました。

あ、謎解き部分を自力で解くことに興味がなく、青春群像劇として読みたいという方には
まったく問題無いと思います、いい作品ですよね。
前作『氷菓』も面白かったのでアニメ版も見てみたいですね。

内容は良かったですが読みづらかったので☆4つです(Kindle版の評価です)
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18 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 ポロロッカ トップ1000レビュアー 投稿日 2008/3/9
形式: 文庫
『古典部シリーズ』の2作目です.

前作同様,姿を見せない人物がストーリテラー的な位置づけで,
はじまりとおわり,それぞれうまくフォローされている印象です.

また,物語の性質上,ミステリの度合いが強くなっているようで,
無気力傾向から変わりつつある主人公が,積極的に解決に動くなど,
このあたりは,前作から読んでいれば,さらに楽しめるかと思います.

ただ,見どころは主人公の積極さによってもたらされる中盤以降で,
その結果による自己嫌悪や葛藤,そこから強気に開き直る態度などは,
なんとも言えない青くささがあり,まさに青春ミステリといったところ.

ミステリとしてはちょっと粗いところがあったように思いますし,
最後の最後で,事件の真相を語るのにある『ツール』を使ったのは,
ちょっとずるくも感じるのですが,今回の経験が主人公に与える影響,
未だに姿を見せないある人物のことなど,このあとも気になる作品です.
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 坂本 投稿日 2012/6/4
形式: 文庫
あとがきによるとアントニーバークリーの「毒入りチョコレート事件」を意識したらしいが個人的にはそれにエラリークイーンの「十日間の不思議」を+した印象を受けた。特にラストの折木と入須のやりとりはまさに「十日間の不思議」のラストを想起させる。
また、最後の一行もいい。古典部シリーズで殺人事件が起きないのは最後の一行だからかもしれない。
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