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意識の探求―神経科学からのアプローチ (上)
 
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意識の探求―神経科学からのアプローチ (上) [単行本]

クリストフ・コッホ , 土谷 尚嗣 , 金井 良太
5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 3,360 通常配送無料 詳細
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

自分が見ている「赤」は他人が見ている「赤」と同じ「赤い色」なのか?
人間以外の動物には意識があるのだろうか?
ロボットが人間と同じように意識をもつことはありえるのだろうか?

脳内の客観的な物理化学反応から、どのようにして、主観的な意識が生じるのだろうか?

みなさん、このような疑問を持った事がありますか?

クリストフ・コッホ著「意識の探求」は、「脳?意識」の問題に対して、どのような神経科学的なアプローチが可能かを真正面から解説した、意識の神経科学入門書でありながら小説のように読める本です。どういう研究をしていけば、この謎に立ち向かうことができるのか、どのような研究は科学的に進歩しうるか、現在世界のどこにどういう研究をしている人たちがいて、どの分野の発展は目覚ましいのか、などが神経科学の背景知識を持たない分野外の人にも分かりやすく書かれています。

例えば、"The Quest for Consciousness" のホームページで紹介されているmotion induced blindnessというイリュージョンがあります。三つのうちの一つの黄色い点をじっとみていると、他の二点が「意識から消える」でしょう?この時、いったい何が脳で起こるために、黄色い点が意識にのぼったり消えたりするのでしょうか? コッホ氏はこのような、「物理的入力が一定であるにも関わらず、意識の内容がかわるような視覚イリュージョン」 を見ている観察者の脳内で、どの脳部位のどの種類のニューロンは意識の変化にぴったりとよりそうように変化しているのかを探るのが大事である、と提唱しています。そのようなニューロン、the NCC(Neuronal Correlates of Consciousness)の発見は、意識にまつわる全ての謎を解くわけではないが、重要な出発点であるとしています。

また、これからの研究においては、分子生物学が提供するさまざまなツールを使い、特定のニューロンの活性を一時的に上げ下げするという干渉的な研究の重要性も説いています。

「意識の探求」のサンプルとして
第一章「意識研究入門」
第二十章「インタヴュー」
などが訳者のホームページからダウンロードできます。
ご利用ください。

特にインタヴューは脳のことを何もしらない人も興味をもって読めるようになっています!

内容(「MARC」データベースより)

哲学、脳科学、心理学、さらには物理、計算機も含め、これまでの意識研究のすべてを精査・評価し、独自の見解を明快に述べた労作。クオリアや自由意志など、さまざまな意識に関するキーワードの意味を知るガイドとしても最適。

登録情報

  • 単行本: 368ページ
  • 出版社: 岩波書店 (2006/6/28)
  • ISBN-10: 4000050532
  • ISBN-13: 978-4000050531
  • 発売日: 2006/6/28
  • 商品の寸法: 18.6 x 13.4 x 3.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 167,145位 (本のベストセラーを見る)
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最も参考になったカスタマーレビュー
23 人中、21人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By hif1
形式:単行本
少なくとも上巻は教科書的な要素が強い本です。

それゆえわかりやすいという事が特長としてあげられます。

私の様な初学者にも十分ついて行ける好著です。

翻訳もこなれていて読みやすいと思います。
このレビューは参考になりましたか?
24 人中、20人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
脳科学関係では10年に1度の素晴らしい本。

「意識」

哲学ではこれまでギリシア時代以降、何千年も論じられても、科学では

定義すら定まらない、難しく、捉えどころの無い事象。それを、実験的に

積み上げられた「定量的」な事実と、それに基づくモデリングで説明する。

定量的なモデルと分析結果のすり合わせを行い、螺旋のように一歩一歩

モデルの精度を高めながら、一般化を目指すのが、実験科学であり、

意識の研究がそのフレームワークに入った時代を象徴する、

記念碑的な労作と言える。

意識研究の「権威」が時々する

「前提なし新コンセプトの提案、宗教がかった飛躍」

が無く、「オッカムの剃刀」に従っている所にも、科学者としての誠実さを感じる。

Daivid Marrが計算論的視覚研究を先駆けてから30年。

計算論的意識研究の入り口にやっと我々は立ったのでは?
このレビューは参考になりましたか?
20 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
神経科学のものを読むのは初めてでしたが、とても分かりやすく、かつ、推理小説を読むように、次に何が提示されるのかとても興味を刺激されました。翻訳が良く、読んでいる間、感覚が研ぎ澄まされるような感覚も味わいました。自分の意識や感覚を再確認する目から鱗の良書です。
このレビューは参考になりましたか?

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