意思決定にまつわる、HBR(Harvard Business Review)誌に掲載された論文を集めた本です。
題名を頼りに、意思決定におけるノウハウをこの本から得ようとすると、かえって混乱するかもしれません。
例えば、直感を廃した合理的判断プロセスを持てという意見と、直感の確度を高めよという意見を、
同時に実践することは難しいでしょう。
全体を通すと、実際の意思決定の場面で、いかに自分なりに納得性を持つことができるのかが、
以降のアクションの成否を左右する大きな要因であるとも読めます。
“正解”を期待できないテーマだけに、読み手側に何を得るかが委ねられています。
斜め読みではちょっと辛い、かなり気合い入れた読書姿勢が必要だと感じました。
会社の机の上にでも、さりげなくおいて置くと見栄えのする装丁は、好感が持てます??