「プロローグ」で著者は、「あなたの企画書が通らない理由」を、1.メインメッセージが不明確、2.イシューが維持できない、3.キーラインが不適切、の3点に求めている。そして、どうすれば意思が伝わるメッセージを発することができるのかを、第1章で説明している。ここで登場するのは、「ピラミッドストラクチャ」や、「So What?」、「MECE」などのロジカルシンキングに欠かせないツール類。これに加えて第2章では、本書を作るために著者が集めたという「バーチャル受講生」のケーススタディを掲載している。設問に対する受講生の回答と著者による講評を読むことで、あたかも教室にいるかのような感覚で学ぶことができる。
さらに後半では、実際のビジネスに即した演習問題も用意されており、読んだだけでは身につかない、といわれるロジカルシンキングを確実にモノにすることができる。もちろん、現実のビジネスはここで紹介されている事例よりももっと複雑なものではあるが、ロジカルシンキングの体系を学ぶには十分であろう。
最終的には、提案書を作成するところまで話が進むので、1冊読み終えれば実際にOJTを受けたのと同じ効果が得られる。ロジカルシンキングの意味はわかったが、どうやってそれをアウトプットにつなげればいいのかがわからない、という人におすすめしたい。(土井英司)
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17 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
とにかくわかりやすいので、実践につなげやすいのが良いところ,
By たる - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 意思伝達編 論理力を鍛えるトレーニングブック (単行本(ソフトカバー))
バーバラミントやグロービスの本など、いろいろな本を読みましたが、この本が最もわかりやすく、実践に役立つと感じました。 最初は、小さいし内容も簡単そうだし、巷に良くある初心者向きのハウツー本だろうと思ったのですが、 私は、某スクールのセミナーにも通いましたが、論理思考という技術は、“わかる”状態から“できる”状態までに
7 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
トレーニング・ジム&専属トレーナーのような本,
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レビュー対象商品: 意思伝達編 論理力を鍛えるトレーニングブック (単行本(ソフトカバー))
この本であなたもパコ大先生を独り占めにして濃厚なトレーニングを受けることができます。クリティカル・シンキング系の類書は練習問題の数が少なく、陸上で水泳を習う感が拭えませんが、この本では10個の練習問題+仕上げ問題をこなす事ができます(しかもバーチャル受講生と一緒に)。 練習問題の質の高さは前著「論理力を鍛えるトレーニングブック」よりも遥かに格上なので、ひたすら練習がしたい方には前著は不要かもしれません。
13 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
論理的な文章の組み立て方,
By 勝昭&秀平 (東京) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 意思伝達編 論理力を鍛えるトレーニングブック (単行本(ソフトカバー))
書名の通り、本著は意思伝達の部分に注力していて、「論理を組み立てる→それを理解しやすい文章にする」という作業について詳しく解説しています。なのでまずは前著を読んである程度の論理的思考の基礎知識を身に付けてから読んだほうが良いのではないでしょうか。なお、前著同様こちらも読んでいて色々な'発見'をさせてもらいました。特に実感させられたのが自分の視野の狭さ。自分の視点で物事を考えてしまうクセがあるようで、演習問題でそれが顕著に表れました。そういった欠点も潰しつつ、本著と前著を参考にして論理的で分かりやすい意思伝達を身に付けていこうと考えています。
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