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想い出のブックカフェ 巽孝之書評集成
 
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想い出のブックカフェ 巽孝之書評集成 [単行本(ソフトカバー)]

巽 孝之
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 2,520 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容紹介

何の気なしに交わされたカフェでのおしゃべりから、とてつもないアイデアがひらめくことがある。

世に書評集成本はあふれている。とくにベテラン評論家の手になるものは、それ自体が歴史的証言になるために、一定の分量がたまるごとに刊行される。
だが、本を読むいちばんの楽しみは、お気に入りの一冊について気心の知れた仲間たちと語り合うこと、その談論風発を通じて、ひとりでは得られない「読むことのヒント」を掴んでいくことだろう。必ずしもその舞台が生真面目な大学の教室であったり、精読や翻訳を目的とした研究会であったり、学術的な編集委員会であったりする必要はない。
何の気なしに交わされたカフェでのおしゃべりから、とてつもないアイデアがひらめくこともある。かつてスタンリー・フィッシュは文学批評の基盤に「解釈共同体」をふまえたが、アカデミックならぬ最もカジュアルな会話のうちから、最も創造的なインスピレーションが降ってくることは、決して稀ではない。
本書は英米を中心にした文学批評家として、また読売、毎日、朝日など各主要メディアの新聞書評委員として四半世紀以上の経験を積むアメリカ文学者が、最新の小説を語る文芸時評から専門の学術書をめぐる批評まで、ひいては書評家生命を賭けた文学賞審議まで、これまでの書評の仕事を網羅し、アカデミズムとジャーナリズムの境界線を難なく横断しながら、苦しくも楽しい書評の方法論を構築し伝授する、文字どおりの「書評家の仕事」である。

内容(「BOOK」データベースより)

『朝日』『読売』『毎日』など有力紙の書評委員および書評寄稿者を10年以上にわたってつとめた著者初の書評集成。学術書評、文芸時評とともに沼野充義、四方田犬彦、高山宏の諸氏との本をめぐる対談も併録。

登録情報

  • 単行本(ソフトカバー): 386ページ
  • 出版社: 研究社 (2009/1/24)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4327377244
  • ISBN-13: 978-4327377243
  • 発売日: 2009/1/24
  • 商品の寸法: 18.8 x 13 x 2.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 659,633位 (本のベストセラーを見る)
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最も参考になったカスタマーレビュー
7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By hide-bon トップ100レビュアー
形式:単行本(ソフトカバー)|Amazonが確認した購入
書評を読む事は嫌いではない。購読している「朝日」の日曜書評欄も、取り合えず目を通している。ただ、根っからのエンタメ好きなので、学者さんの手によるお堅いモノにはどうしてもパスしたくなる。そんな中で例外的存在なのが、巽孝之。それは何も自分が籍を置いていた大学の教授だからと言う訳ではなく、アメリカ留学時代のリーディンググループ以来培われた幅広いアメリカ文学への精通した知識と考察に感心するのと、読書する事への純粋な悦び、そして何より好きな本を気の合う仲間と語り合うとのスタンスに親近感が持てるからだ。
著者自身、無数の本を出来るだけ読破し取捨選択して選んだ1冊について、的を射、かつ読者の気を惹くような文章を書く書評家は、まるで即興演奏に長けたミュージシャンみたいと定義付けるが、難解な言い回しを使わず、普段手に取る事などない作品たちへの興味と関心を抱かせる話術はさすが。
本書は、この10年間余りの間、朝日を始め有力紙に寄稿していた物を集めた労作。各紙毎に異なる俎上に挙がる本の選定方法等の裏話も入れながら、文学から思想史、評論から画帳、アカデミックな物からエンタメ本までが縦横無尽に語られる。
かなりのヴォリューム感だが、読む者の嗜好に応じて、その時の気分で、拾い読み出来るのが楽しい。
知的好奇心と情動的欲求を刺激し、未知の本との幸福な出逢いを導いてくれそうなガイドブックとしてお薦め。
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By hamachobi トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:単行本(ソフトカバー)
現代文学の批評家である巽氏の新聞等に掲載された書評を集めたもの。

私にとっては巽孝之氏は『サイバーパンク・アメリカ』の著者だということが一番大きい。サイバーパンクを知ったのは、彼のあの本だったからだ。
1980年代に高校、大学時代を過ごした私は、まさにサイバーパンク世代だったが、あの本はバイブルに近い。

そんな彼の書評ということで、期待して読んだ。
最近、新聞を取らなくなったんで、日曜日の書評欄を読むこともなくなったが、昔は彼の書評を読んで本を買っていた記憶がよみがえる。
わずかな文字数で、その本のエッセンスを読者に伝え、読書欲をかきたてる優れた書評。書評を読む快楽って確かに存在する。

でも一番、面白かったのは、高山宏氏の石原慎太郎批判かも!?
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By siogo
形式:単行本(ソフトカバー)
「想い出のブックカフェ」は「コーヒーを楽しみながら気ままに読書する楽しみを堪能」するための書評集なのですが、コラムを読んでいて、改めて蔵書を探して読み返す、あるいは昔気になっていた一冊だったことを思い出してAmazonで取り寄せるたりという、本好きが「永く永く本を楽しむための読み物」になっているように感じました。
そして、詳細な索引は読み物として楽しめるこの本に資料性・学術性をも付加しています。

私にはやや知的レベルが高いのですが大切な一冊にしたいです。
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