久しぶりに読んだ明治さんの作品。(『坂の上〜はすぐに読んだので』)う〜ん、やっぱりいいなあ。明治さんはおもしろい!
この薄暗い画面から立ち上って来る禍々しい感じは、いったい何だ!明治さんの常習性って、この辺にあるのかも。
その時々で自分の中での流行りがあるんだけど、明治さんは変わらず読みたくなるんですよね。
内容だけ見れば、気持ちの機微を描いていたり、ちょっとほのぼのしたものだったりなのに、
なにしろこの不穏な空気感の画面とのギャップが激しくて......この方独特な世界ですね。
それと、年齢を重ねた分したたかにも利口にもなってるオヤジ達が、この作品のキモ!です。
オヤジは出ないけど、『二グマの襟足』が私はお薦め!
酔った勢いで寝てしまう友達同士の物語り。(お互い気にはなってたんだけど)
その行為の最中の二人の会話がやけにリアル。ラストのまとめ方もいいです。
エロもたっぷり!で、非常に満足な一冊です。