この作品に関しては、好きだと評する方もだいたいストーリーなどの欠点を挙げていますので、作品の完成度は推して測ることができると思います。
で、今回のDVDについて。
以前LD化されたときは全体に画面が暗かったような気がしますが、今回は大丈夫でした。ジミーのベイルアウトから海にダイビングするくだりもちゃんと見えますし、轟天の発進シーンや宇宙空間でステーションの残骸にベクトルをあわせるときのピアノ線も確認できます。
「音」も新たに2004Remix5.1chが追加されクリアなサウンドが楽しめます。
今回も予告編は収録されていますので、本編では見れない三好と室井のカット、NGになったスペースファイターのコクピット、本編で使用されたものよりスピード感があって個人的に好きな轟天の宇宙航行シーン、広がりを感じる金星上での攻撃カット(これも本編未使用)など堪能できます。
オーディオコメンタリーは睦 五郎氏です。
本編は「1日で収録できるのではないか?」と思われるぐらいの時間しか出ておられないので「果たして惑星大戦争を語れるのか?」と思っていましたら、語れませんでした(!)というより、作品についてほとんど覚えておられず「ほかの話ばかりしておられました」・・・。
しかし、聞き手の方の奮闘(?)もあって、面白いお話しを聞くことができました。(惑星大戦争については、ほぼかいもく・・・でしたが)
その分中野特撮監督がいろいろ語ってくれました。
DVDとして、いい出来だったと思います。
しかし、決定稿の脱稿からほんとに2ヶ月。
中野監督も触れていましたが、よくもまぁ「あれだけのカットを持つ特撮映画」が完成したなぁとしみじみ思ってしまいます。
この作品もCGの存在しないころの宇宙特撮です。
良ければ一度ご覧あれ。