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情熱の階段 日本人闘牛士、たった一人の挑戦 [単行本(ソフトカバー)]

濃野 平
5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,470 通常配送無料 詳細
o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o
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商品の説明

内容説明

カネもコネも語学力もない。夢を叶えるための武器は胸に秘めた情熱だけだった──。28歳の時に、著者は闘牛士になることを夢見て単身スペインへと渡る。そこで彼を待ち受けていたのは、想像を絶するような苦難の連続だった。孤独、裏切り、大切な人との別れ、差別、そして自身を蝕む病魔……。何度も挫折しそうになりながらも、著者は一歩一歩階段を上り続ける。「諦めないということは、どこまでも自分を信じ続けるということだ」。世界唯一の日本人闘牛士による、胸揺さぶる感動の自伝!

「この男を見よ! 『夢を信じる』という言葉は決して絵空事ではない!」(八重洲ブックセンター本店・内田俊明さん)

内容(「BOOK」データベースより)

「諦めないということは、どこまでも自分を信じ続けるということだ」―カネもコネも語学力もない。夢を叶えるための武器は、胸に秘めた情熱だけだった―。生と死が交錯するスペイン闘牛の世界へと単身乗り込んだ男が見たものは?世界唯一の日本人闘牛士による、胸揺さぶる感動の自伝。

登録情報

  • 単行本(ソフトカバー): 298ページ
  • 出版社: 講談社 (2012/3/24)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4062174448
  • ISBN-13: 978-4062174442
  • 発売日: 2012/3/24
  • 商品パッケージの寸法: 18.8 x 13.2 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 107,815位 (本のベストセラーを見る)
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12 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 すべては自分が納得できるか否か。 2012/4/15
By 学生
Amazon.co.jpで購入済み
著者の、もはや狂気といえる闘牛への執着を克明に記した自伝です。

昨今、闘牛の存在自体に問題意識を持っている方がいますが、完璧なヴィーガンでもないかぎり、
そうした思考は、シーシェパードに代表されるような環境テロリズムの片棒を担ぐ一種の偽善であると感じます。

闘牛を取り巻く状況はさておき、著者の闘牛というひとつの目的に対する、執念と熱意はすさまじいです。

彼が28才という年齢でなんのあてもなくスペインに行ってから、一端の闘牛士になるまでが詳述されていますが、
その道のりがあまりに長く、過酷で、読んでいるこちらがもういいのではないかと思ってしまうほどです。

とにかく、自分なりの夢や希望を見つけて、どんなに落ちぶれても、どんなに無様でも、それを達成するために
自分は人生を捧げるんだという狂気的な「何か」を持っている一部の人には、圧倒的な共感とリアリティーが感じられる本だと思います。

私も恥ずかしながら、そういう不器用な道を歩んでいるものとして、1万円でも買って後悔のない内容だと思いました。

彼のやっていることは、功利的に見れば、愚かなことかもしれません。ただ、幸せとか、充実とかそういうものは他人が決めることではなく
自分自身が感じることなのです。そのために日々邁進することは、ある意味で最も自分に正直で人間らしい生き方ではないかと思うのです。
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7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 地図のない旅、Webのない就職活動 2012/5/7
By picander トップ500レビュアー
牡牛は一生に一度それも最大十数分しか闘牛に出場しない。闘牛で十数分経つと、ムレタ(闘牛士の持つ布)と人の区別がつき、牛は闘牛士に狙いを定めるから。はじめて出会う牡牛を10分程度で美しく仕留めるのが闘牛士の仕事だ。なんと贅沢な儀式だろう。

著者は闘牛士としてデビューしたものの将来の見通しは立たず、日本人女性との遠距離恋愛に申し訳ない思いから、メールで別れを告げた。その後は悶々とした日々が続く。

「なぜ私は彼女に頼まないのだろう?すべてを捨ててスペインへ来てほしいと。それを伝えもせずにあきらめたのは、単に自信がなかっただけではないのか。彼女の将来を案じての決断を装いながら、その実、単に自分が傷つきたくなかっただけではないのか。怖くて彼女から逃げ出したのだ。これまでの闘牛士挑戦で私はいったい何を学んできたのか?
会いに行こう。まだ間に合うのなら、彼女の前で心を開いて本当の気持ちを伝えてみよう。」

古いスペイン映画にありそうなシーンだが、もちろん著者の文章だ。
著者がなぜ闘牛に惹かれたのか、テレビを見てとしか詳しく書かれてはいない。本当に人を強く突き動かすものは言葉にできるはずもないのだから、当然だ。だが著者が闘牛に寄せる情熱の圧倒的な力は、まさにスペインという国に相応しいもので、説明がなくても著者の性格が自然にスペインと闘牛に惹かれていったことを読者は理解するだろう。思い立ったら行動せずにはいられない著者の性格が周囲を巻き込み、あらゆる場所に飛び入りして事態を打開していく。バル、闘牛学校、ついには他の闘牛士の闘牛にまで飛び入りし、着実に階段を登っていく。
ガイドブックを持たない旅であり、リクナビを使わない就職活動だ。だが決して回り道ではない。むしろ傷だらけで最短コースを進んでいるように見える。
ほんとうの近道は、ガイドブックには決して載らない。検索してもヒットしない。
目的地にいち早くたどり着くには情熱と体当たりしかないし、その情熱の源は誰にも解き明かせないのだから。
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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
現在スペインで唯一の日本人闘牛士として活動している濃野 平の自伝。
若いとき闘牛にあこがれて28才でなんの伝も泣くスペイン語もろくにわからないまま単身スペインに渡り闘牛士に経の道を目指した作者。
とはいえスペイン人でさえ闘牛士になるのは相当大変なのに日本人だとそれは言うに及ばない。
何度も何度も挫折する姿は読んでるほうの気持ちが折れてくるほど。
トップマタドールは一試合で数千万稼ぐそうだけどそれは一握り中の一握り、それ以外の闘牛士は自腹を切ることが多くとにかく金がかかる。まず本物の牛を使っての練習もろくにできない。
牛って練習であっても1回闘牛士の動きを知ったら対応してしまうので一度練習に使った牛は殺して食用になったりするって。つまり練習するには牛一頭購入しないといかんってこと。
だから上にいく闘牛士は二世や金持ちの息子が多くなる。
あと闘牛士同士の足の引っ張り合いや騙しあいもかなりのもんだと。
スポーツのように強ければ、上手ければいいというだけではないとこが難しい。
そんなスペインの闘牛事情なんかもこれを読めばよくわかる。
そして現実の厳しさもよーくわかる1冊。
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