曲の明快さ、明るさ、WARRENという当時の最先端のトンガリギターをフィーチャーすることで一気にLAメタルの象徴となった作品。メジャーデビュー盤。
新しい空気を感じさせる青空の下で大音量で鳴らす、そんなある意味で健全なハードロックを体現しました。1曲目も渋いのですが、やはり歴史に残る3曲目、
ドラマティックに仕上がった7曲目、軽快な8曲目、大作っぽく仕上げたラストまで聴きやすいいい曲が並んでいます。
'80年代のヘヴィメタル、ハードロックを語る上では外せない一枚。
この後どんどん重くなっていくハードロックの洪水の中で、遡って聴く作品としては軽く感じてしまうかもしれません。でも時代の空気をよく反映した作品。
若い方にはもの足りないかもしれませんが、ハードな曲のカッコ良さ、親しみやすさ、聴きやすさでもって、多くのリスナーにこのジャンル、カテゴリーを
広く認知させた功績はやはり大きいと思います。
BON JOVIも今やアメリカきってのポップなハードロックのオーソリティになってしまいましたが、コアなファンには当時RATTのほうが人気が高かったのも事実。
昔話にするつもりもありませんが、ここにハードポップなるジャンルの確立に大きく寄与した足跡を感じることは出来ると思います。音楽的な趣向が深くなるに
つれ人気も下降していきますが、少し悲しいことですね。
とにかく一時代を象徴する作品、多くの人に当時の空気を味わっていただきたいと思います。