情報操作の歴史は古くローマ時代から。軍略に長けたシーザーもやった。「占い」「呪術」も政治的に利用すれば情報操作になる。歴史は情報操作の歴史でもある。ナチスのプロパガンダが有名だが英米日本も同じことをしている。情報操作をしない国家権力はない。現代はテレビ、ネットが主な手段。ネットの2ちゃんや匿名のブログ、下らないレビュー(私のも含む)にも意図的な情報操作が加えられているのは周知の事実。権力の情報操作に対しては「事実」よりもカウンター情報操作が有効だ。匿名の情報は90%がデマである。さて柴田哲孝(祖父が亜細亜産業勤務)の「下山事件ー最後の証言」では元読売記者=鑓水徹(やりみずとおる)の「証言」(主に事件から14年後に矢田さんの取材に応じて語った)を情報操作と否定的に見ている。鑓水は作家の松本清張も疑って小説に書いた。しかし鑓水証言を詳しく分析すると全部ガセとは言えない。ガセなら鋭敏な矢田さんが一発で見抜くから。第8軍情報部軍属が所有するナッシュ47年型が総裁誘拐に使用されたのは事実だろ。ナッシュは柴田も叔母さん(ナッシュでドライブした)に聞いている。事件当日に佐藤栄作の秘書官=大津という人もビュイックの公用車でない車に総裁が3人の同乗者と乗ってるのを目撃してるから。大津は事件後CICに脅され車のことは一切喋らないのでナッシュと特定は出来ないが。私の疑問はなぜ特徴(後部トランクが丸くビュイックとは似てない)あるナッシュを誘拐に使用したか?ナッシュはアメリカでもフォード、GMよりマイナー・メーカー。米軍はビュイツクの中古車などいくらでも用意できたはず。こんなドジを踏むとは不可解。アメ車は眼につく。ナッシュがガセともどうも思えない。謎である。