アメリカの情報公開制度は、世界的にも先進的なものであり、日本の情報公開制度に大きな影響を与えている。
本書は、二部構成であり、「第一部 まずアメリカを見る」「第二部 ひるがえって日本を見る」という構成をとっている。情報公開における存否応答拒否や民事訴訟におけるディスカバリなど、すでに情報公開法や民事訴訟法で規定されている概念が、アメリカでどのように発展してきたかが記述され興味深い。オーソドックスな解説書にはない視点が提供されている。
ただし、日本の情報公開制度を手っ取り早く学習したいという人には不向き。