本書では、日本のIT利用の安全を図り、促進を進める情報処理推進機構の専門家たちが、広く収集した最新の情報セキュリティの資料に基づき、脅威の動向や対策、今後の展望について解説しています。
今日ではITは日常生活にも深く関わっており、情報セキュリティの脅威は一般ユーザにとっても他人事ではありません。
グローバル化が進みIT利用の利便性が高まるにつれ、情報セキュリティを取り巻く脅威や、攻撃手法も巧妙かつ多様化しています。
2009年は、大手企業のWebサイトが改ざんされ、一般ユーザが悪意あるサイトに誘導されてウイルスに感染するガンブラー型攻撃が大きな被害を生みました。また、情報セキュリティに対する攻撃や不正アクセスの背後では、経済的利得を目的とした地下組織の暗躍が拡大しています。
これらの脅威に対抗し情報セキュリティを確保するため、暗号化技術や生体認証技術の改善、法制度の整備等も進められ、安全なIT社会の構築が図られています。
本書は、企業の情報システム担当者はもちろん、ITを利用するすべての人にとって必読の一冊です。
IPA(情報処理推進機構)は、日本におけるIT国家戦略をソフトウェア開発面と人材面から支えるために設立された独立行政法人です。
誰もが安心してITを利用できる経済社会を目指し、ITの促進と、国際競争力の強化、高度IT人材の育成に取り組んでいます。
情報処理技術者試験の運営をはじめ、世界各国の情報セキュリティの状況分析、情報セキュリティ啓発活動等、日本のIT社会の発展と安全を支えています。
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