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情報のさばき方―新聞記者の実戦ヒント (朝日新書)
 
 

情報のさばき方―新聞記者の実戦ヒント (朝日新書) [新書]

外岡 秀俊
5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (22件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介

 朝日新聞の名文記者が編集局長に就任、3000人の記者集団のトップとして初めて情報処理の秘訣を明かした。30年の記者生活で身につけた基本技である5原則を駆使して、IT社会の情報の海を泳ぎ切るヒントを説く。必要な情報を探すコツは? メモを取る時に大事なことは? 世の中の「からくり」を知るには? ビジネスパーソンの基本能力、「情報力」を身につけたい人の必読書!

内容(「BOOK」データベースより)

インターネットの発達でケタ違いの情報が氾濫している今、現代人は「情報力」を鍛えることが欠かせない。情報を扱う場面を、「つかむ=収集」「よむ=分析・加工」「伝える=発信」の三つに切り分け、豊富な事例をもにそれぞれのポイントを解説し、対処法へのヒントを紹介する。

登録情報

  • 新書: 295ページ
  • 出版社: 朝日新聞社 (2006/10)
  • ISBN-10: 4022731109
  • ISBN-13: 978-4022731104
  • 発売日: 2006/10
  • 商品の寸法: 17.2 x 11 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (22件のカスタマーレビュー)
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21 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 ありきたりのハウツ−本ではありません, 2006/12/31
レビュー対象商品: 情報のさばき方―新聞記者の実戦ヒント (朝日新書) (新書)
単に「情報力」をいかに高めるかというハウツ−に留まらず、

ジャ−ナリズムの今日的な役割にも及ぶ興味深い一冊です。

IT社会が進展する中で、

新聞を中心とするジャ−ナリズムに求められ社会的役割を

著者はこうコメントしています。

 ・情報の価値を瞬時に見極め評価する<編集力> 

 ・それを裏付ける<取材力>

 ・ウェッブにはない情報を構想する<構想力> 

 ・現実の世界から情報をつかみ分析し伝える<分析力>

そんな中で印象に残ったの一つは、プライベ−ト情報管理。

  ・将来の情報を管理する「手帳」

  ・日々の客観的な出来事を記録する「備忘録」

  ・思いつき・感情を記す「落書き帳」

「手帳は将来の情報管理には役立っても、過去の情報管理には向いていない」

 との言い切りは、なかなか的確な指摘とうなずきました。

今ひとつは、知らない町に行ったら・・・どうする?

 「いま、ここに」にいる自分の位置情報の基本は地理と歴史。

  ・地理→地図を手にして観光バスに乗る

  ・歴史→小学校の郷土史の副読本、町の郷土博物館

 これから旅行や観光に出かけたときのちょっとしたヒントになりますね。
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7 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 必要な情報だけを手元に残しましょう, 2009/3/24
レビュー対象商品: 情報のさばき方―新聞記者の実戦ヒント (朝日新書) (新書)
情報洪水からどうやって身を守るか?
本書には、多くの情報から選んで紙面を作成するデスクのノウハウ
が紹介されています。

仕事で営業前調査や業界研究などを手掛ける私にとって、以下の点
が役に立ちました。特に、インタビューの礼儀ですね。

・情報収集・さばき方:情報の在り処が分かるインデックス情報を
 持つ。在りし日のフォードは、必要な情報・数値を知っている人
 を把握していた、という逸話があります。必要な情報だけを手元
 に残しましょう。

・インタビュー:事前の情報収集は「礼儀」。
 「人は、聞き手が知っている程度に応じて話をする」からです。
 その場のメモには、「早口で」「悔しそうに」などの印象も付記
 し言葉のニュアンスを残すことが大切。感触をも共有しやすい。

・情報分析・検討:Pro・Con(良し悪し)とオプション(選択肢)
 を考えることが大切。
 トレーニング方法は、あくまでPDCAサイクルを回せ、とのこと。
 近道はありません。具体的には以下の通り。
 ・結論を出すにあたって判断した理由・事実・情報を書き出す
 ・結論が間違っていたときに見直す
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10 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 情報にはinformationとintelligenceの二つがある, 2006/11/22
By 
Bibliothekar (日本中央政令指定都市在住) - レビューをすべて見る
(トップ1000レビュアー)   
レビュー対象商品: 情報のさばき方―新聞記者の実戦ヒント (朝日新書) (新書)
日本語の情報に相当する英語にはご承知の二つがある、すなわちinformationとintelligenceである。新聞社が扱う情報は、どちらかというと後者である。前者は日常的に誰でも使っているが、近年情報リテラシーと呼ばれて教育面で強調されている。これは印刷など記録保存のメディアのみならず、インターネット上の情報資源検索を視野に入れたことで重視されている。
さて、本書は実は後者のintelligenceをどうのように精確に確定するかというテーマで書かれている。informationとintelligenceの差異を精確に知る必要のある方は、大森義夫著「インテリジェンスを一匙」をお読みいただきたい。大森さんも書かれているが、社会がどのように動こうとしているのかを知るには新聞の記事だけで十分と内調時代の情報収集と分析を振り返っておられるが、その新聞情報を仕上げる立場書かれているのがまさに本書である。すなわちテロ情報などは情報機関のみならず報道機関も独自の調査をしている。この調査が取材なのである。この取材でえた情報をどのようにさばき、記事に仕上げてゆくのか、その要諦を5つの基本原則として最初に提示し、実体験を踏まえてまとめ上げたのが本書である。基本原則は我々の日常生活でも活用できる情報処理原則でもある。情報intelligenceは操作される面もある、これらの複雑性をいかに平明化し、裏づけのある情報にして使うか、そのノウ・ハウを著者のみならずCIAで実務経験をもった人へのインビューなど精緻な取材と思考の産物である。一読をお薦めする。
尚、著者は芥川賞候補でもあった、端正な文体はその実力のとおりである。
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