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情報と国家―収集・分析・評価の落とし穴 (講談社現代新書)
 
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情報と国家―収集・分析・評価の落とし穴 (講談社現代新書) [新書]

江畑 謙介
5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介

エシェロン、情報衛星、産業スパイ、マルチ・インテリジェンス アメリカはなぜイラクを読み違えたのか?
これが正しい「情報」の読み方だ
情報の落とし穴にはまると、国家は崩壊する!
ラヂオプレスの役割/衛星写真の立体映像化/ネットワークを使った産業スパイ/落とし穴に落ちた米英の情報機関/亡命イラク人に踊らされた米国情報機関/全米科学者連盟によるノドンの推測/北朝鮮の新型ミサイル情報
情報革命とインターネット
インターネットは(中略)テロリストや武装勢力にも直接大衆に呼びかけられる手段を与えた。何しろ全世界を相手にできるのだから、その効果は小さくない。レバノンの親イラン・シーア派勢力「ヒズボラ」やパレスチナの反イスラエルのイスラム抵抗運動「ハマス」、ペルーの反政府武装勢力「センデロ・ルミノソ」など、世界の主な集団は皆独自のサイトを持っている。そこには単に自分たちの主義主張が述べられているだけではなく、最新のニュース、あるいは子供たちが遊べるゲームまで用意されている。このゲームも曲者で、ある反イスラエル勢力のサイトでは、そのゲームで遊んでいるうちに、反ユダヤ感情が植えつけられていくように工夫されている。<本文より>

内容(「BOOK」データベースより)

エシェロン、情報衛星、産業スパイ、マルチ・インテリジェンス。アメリカはなぜイラクを読み違えたのか。

登録情報

  • 新書: 240ページ
  • 出版社: 講談社 (2004/10/19)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4061497391
  • ISBN-13: 978-4061497399
  • 発売日: 2004/10/19
  • 商品の寸法: 17.4 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
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形式:新書
情報収集を行い、それを元に分析し評価することがインテリジェンスの基本である。しかし、インテリジェンスの分析・評価の仕方が間違っていたとしたら、結果としてどのような事態が待ち受けているだろうか?

 本書は、情報を収集・分析・評価するときの落とし穴について論じている本である。イラク戦争のときCIAは、「イラクは大量破壊兵器を持っている」との情報をもって米国がイラク戦争へ突入するという事態となった。しかし、その後CIAが主張したように「イラクには大量破壊兵器を持っている」との情報は誤りであったことが、後々にイラク国内に大きな混乱と政情不安をもたらしたのは言うまでも無い。

 ともすれば、組織活動においても情報の収集・分析・評価といういんてりじぇんす・サイクルを実施するわけだが、果たしてその分析・評価が間違っていたらどうなるかということを改めて考えさせられる著作であると思う
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14 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By vatmideo トップ500レビュアー
形式:新書
確かに帯に書かれた「これが正しい情報の読み方だ」は言いすぎだけど、イラク戦争で米国がどのように、情報の収集、処理、分析、評価の過程で過ちを犯したかがよくわかる。
例えば収集。大量破壊兵器の保有、テロリストと関係ありとの証拠の収集を指示した。しかし収集する情報の種類を特定したという誤りがある。そのためにイラクが大量破壊兵器を持っていそうにないという情報は切り捨てられることになった。
このように、今だからこの本に記された事例が理解しやすいと思う。
Data、information、intelligenceの違いがわからない人には理解できないかもしれないが。
このレビューは参考になりましたか?
6 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By powder1000 トップ1000レビュアー
形式:新書
 本書は、国家による情報の収集、分析、評価がどの様な状況にあるかを、北朝鮮のミサイルやイラク戦争等を題材に論じたもの。
 論じている内容は至極当たり前のものなのであるが、日本政府の説明やマスコミの論調にはこういった客観的な要素をほとんど感じることができず、国家としての情報分析能力の欠如を感じさせられる一冊であった。
 既に発表されている情報からでさえ各種の分析が可能であるとの本書の論を考えると、結論が先にあって-これは本書のなかでも記されていることだが-それに迎合するための情報収集や分析となる。そのことは結果として恣意的な分析・評価結果となり、国家の命運を危うくするとさえ感じてしまう。
 この本を読んだ後に感じたのは、日本という国家がイラク戦争へ支持する立場であることを表明することを判断する能力があったのだろうかとさえ感じてしまう。立場の違いは様々であろうが、情報を精査することなしに立場のみで議論が進められた国家は直接的に危険が及ぶ状態となったときに国民が正しい判断を行えるのだろうかと考えてしまう。
 発表者が公表する衛星写真が発表者の説明以外に撮影状況を裏付けるものが無いなど、プロパガンダの手法としては伝統的なものであるのだが、新しいツールが使用されると信じ込みやすくなることの論述などは政府とマスコミは反省すべき材料だろうし、軍事マニアではない人こそここで記されている分析手法などは知っておくべきものだと思う。
 こういった、情報をどう見るべきかについて論じた類書はいくつかあるので基本的な部分では新味はない。しかし、情報操作的な衛星写真の使い方など現行システムをモチーフにしていて具体的な点で意味があると感じたので星4の評価としたい。
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面白みもなく。
いわゆる判断を下すという意味での、情報リテラシーの本である。... 続きを読む
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あまりにもまっとうなイラク戦争解釈
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投稿日: 2004/11/6 投稿者: 佐々木
政治、軍事関係が好きな人には(だけ)面白いかも
 帯には「これが正しい情報の読み方だ」と書かれている。しかし、本書は実践書の類としての要求を満たしていないだろう。... 続きを読む
投稿日: 2004/10/30 投稿者: "は特になし"
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