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悲鳴をあげる学校―親の“イチャモン”から“結びあい”へ
 
 

悲鳴をあげる学校―親の“イチャモン”から“結びあい”へ [単行本]

小野田 正利
5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

教師やめたい…。悩むまえにいっしょに考えよう!要望、苦情、そしてイチャモンから親の「ホンネ」と結びあう解決策。

内容(「MARC」データベースより)

教師やめたい…。悩む前にいっしょに考えよう! 要望、苦情、そしてイチャモン。親の「ホンネ」と結びあう解決策とは? 『月刊高校教育』連載などを再編成の上、加筆して単行本化。

登録情報

  • 単行本: 175ページ
  • 出版社: 旬報社 (2006/12)
  • ISBN-10: 4845110032
  • ISBN-13: 978-4845110032
  • 発売日: 2006/12
  • 商品の寸法: 18.8 x 13 x 1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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46 人中、40人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
学校に、対応が不可能だったり、理不尽だったりする要求が地域や親から寄せられているという。この本はそういうイチャモンの実態を詳細に紹介しつつ、なぜそうした事態が起こるのか、また、その理不尽な要求にどう応えるか、学校も親も双方が萎縮せずにしかし的確に対応するにはどうしたらよいのかに答えようとする、模索の書である。イチャモンのほとんどは、実は無茶に思える要求それ自体が要求ではなく、別のところに本質的な悩みがあるのだという。その本質的な悩みに教師は心を至らせ、親も教師にいきなり怒らずに伝えていく、そして双方の立場を理解していく中で解決策を探っていくことこそが大切なのだという。

構造改革やら、不況やら、社会状況の変動が急速かつ劇的で、教師も親も忙しすぎて、相手のことをおもんばかったり、理解したりする、知識や枠組みも持ち合わせておらず、そうした知識を吸収する余裕もないゆえのことらしい。そういえば、給食費を払えない親を責めるばかりで、親の経済状況には思いが至らないという教師がいるとも聞いた。

この問題は学校だけの問題ではないだろう。苦情やイチャモンをやり過ごす方法ばかりがもてはやされているが、そではなくてイチャモンを本質的な問題の解決の契機としようとする著者の強い意気込みが感じられる良書である。
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11 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
昨今、「こんなバカ親がいる!」と面白おかしくマスコミが取り上げている風潮は
いかがなものかと感じていますが、本書はそういう薄っぺらい内容ではありません。

親、学校、どちらの実情もよく研究されてあり、「どうしてそういう文句が出るのか」
「どうしてそういう対応をするのか」といった原因について
冷静かつ客観的に考察してあります(とてもよくまとまっていて読みやすいです)。
その上で、どうしたら「親と学校」が理解し合い、子どもたちのために協力し
合えるか持論を展開しています。

親も先生も是非読んでほしい一冊です。
このレビューは参考になりましたか?
7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
 本書のテーマは、保護者や近隣住民から学校へ寄せられる無理難題要求である。 筆者は、「イチャモン」という言葉を使っている。
 筆者は、昨今イチャモンが増加しているのは、社会全体がストレスフルになっているからだと主張する。生徒指導をしている学校は、そのストレスのはけ口になりやすく、ステレオタイプのマスコミ報道と学校行政の混乱が、それを助長しているという。しかし、表面上はイチャモンに見えるものでも、そのイチャモンが発せられる背景を読み取り、双方が連携することができれば解決できるとも主張している。
 これらの主張は、保護者や学校関係者へのインタビューや学校への質問票調査といった豊富な現場情報と分析から裏付けられているようだ。しかし、研究書ではないし、保護者の方々が読むことを想定しているため、細々と分析について書かれているわけではない。
 本書の貢献は、イチャモンに苦しんできた学校の先生方に、イチャモンへの対処する心構えを伝えていることである。マニュアルではないので、個別のイチャモンへの対処方法が記載されているわけではないが、イチャモンが発せられる背景を読むことや先生方で情報を共有することなどは有効な示唆である。また、イチャモンが出にくくするための保護者へのブックレットや、ロールプレイによる研修も、すぐ取り組みたいことである。
 本書の読者のほとんどが学校の教員であろうが、PTA関係者や保護者にも読んでもらえれば、無意味な対立を少しでも減らすことができるであろう。

 
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