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悲しみよこんにちは (新潮文庫)
 
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悲しみよこんにちは (新潮文庫) [文庫]

フランソワーズ サガン , 朝吹 登水子 , Francoise Sagan
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商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介

若く美貌の父親の再婚を父の愛人と自分の恋人を使って妨害し、聡明で魅力的な相手の女性を死に追いやるセシル……。太陽がきらめく、美しい南仏の海岸を舞台に、青春期特有の残酷さをもつ少女の感傷にみちた好奇心、愛情の独占欲、完璧なものへの反撥などの微妙な心理を描く。発表と同時に全世界でベストセラーとなり、文壇に輝かしいデビューを飾ったサガンの処女作である。

登録情報

  • 文庫: 164ページ
  • 出版社: 新潮社; 改版版 (1955/06)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4102118012
  • ISBN-13: 978-4102118016
  • 発売日: 1955/06
  • 商品の寸法: 15 x 11 x 1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (33件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 56,526位 (本のベストセラーを見る)
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23 人中、20人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 大人が完全にみえるというのは幻想である, 2005/12/29
By 
レビュー対象商品: 悲しみよこんにちは (新潮文庫) (文庫)
立派で完全な女性にみえていたひとが実は傷つきやすい少女のような心をもっていたことに、主人公の少女は最後になって気づいた。

何事にも動じない完全な人間はいないのだと気づいたときが、子供から大人への第一歩である。その点で人間は平等である。そして、年齢だけでなく精神的にも大人になっても完全にはなりえない。気づいてしまった事が悲しいのだとおもう。

記憶に残っている限度で書きました。前回読んだときは私は子供だったので、

主人公の視点にひきずられていた。中年になった今、再度読み返してみたい。
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11 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 フランスの色, 2007/5/24
レビュー対象商品: 悲しみよこんにちは (新潮文庫) (文庫)
「彼女はまっすぐに、動かずにしゃべれる女たちの一人だった。

 私には、長いすだとか、手持ち無沙汰につかむ物だとか、タバコだとか、

 足をぶらつかせるとか、ぶらついている足を眺めるとかが必要だった。」(本文より)

作品中に満ちあふれている女の子、青春の痛み、恋、フランスの香り。

でもそれだけではない。

すぐ読めてしまいそうな薄さ、いわゆる「青春小説」だと思ってかかると、時々はっとさせられるような描写がいくつもあって、そのたびに目を覚まさせられる。

この、昔を思い出すような口調、ふと現実に帰る瞬間が、切なさを増す。

水色とバラ色の石を拾って、それを今眺めているシーンが、個人的には気に入っている。

青春がすでに過ぎ去ってしまっている人にとって、それを思い出す時には、きっとこんな気持ちになるに違いない。

パリの物憂げな青い空とバラ色の空、そして石。

まさにフランス色に満ちていて、それがとても美しい。
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15 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 女はなぜ、どうしようもない男に惹かれるんだろう…?, 2003/10/13
レビュー対象商品: 悲しみよこんにちは (新潮文庫) (文庫)
主人公のセシルは高校生で、40代の素敵な父親と二人暮らし。
夏を海辺の別荘で過ごしている二人のもとに、亡き母の友人であるアンヌが訪れる。セシルは、着飾っている尻軽の女性と父親が付き合うことは許せても、知的なアンヌと父親が結婚を前提に付き合うのは、どうしても許せなかった。

そこで、主人公は自分の恋人と父の元恋人をうまくその気にさせ、父親とアンヌを別れさせようとする。自分の恋人を使うという、何とも大胆不敵な行動に、驚かされる。主人公はものすごく自分を愛していて、思わぬ行動に出る自分に酔っていたのか? また、女はどうして、気だるい雰囲気のある、どうしようもない中年男に惹かれていくんだろう?

もう一度読んでみたいと思う。

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