主人を非小細胞肺ガンで亡くしてから3年半、消えるどころか、ますますその悲しみと喪失感が深まっていました。この本を広告で知り、すがる思いで書店へ走りました。身を持って、同じ体験をした方にしかわからない、一言、一言が、そう、そう、そう、と…納得がいきました。納得しながら、少しずつ、気持ちが落ち着いていきました。垣添氏のお仕事のキャリアならではの思考の方法、客観的でわかりやすい分析や、ほんとうの意味での処方箋…単にご自身の体験を語られているだけではなく、ではどうすればグリーフから立ち直り、気持ちをしっかり持ち、亡くした後から、看取った後から始まる、自分自身の人生に立ち向かうことができるのかを、ていねいに教えてくださいました。私のような経験と思いをされている方、ぜひこの一冊を手に取ってみてください。