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私も生まれたばかりの子供を亡くした一人の母親です。深く・・・暗い先の見えない沼におちたようなー悲しみの中にこの本に出会いました。題名に誘われ、この悲しみはやさしくなる日がくるのだろうかという思いつつ読み始めました。
「上手な悲しみかたがあります。それは、悲しみに身をまかせることです~」という文があります。そうなんです。。。悲しみは乗り越えられるものでも、立ち向かうものでもないんです。
子供を亡くすと夫婦の間にも友達や周囲の人々との間にも、心の戦いが潜んでいます。そのことで、悩む人も数多くいると思います。
そのことも、あたりまえであることだと、この本は認めてくれます。
人生の大掃除・・・人間関係の再構築をすることは、悪いことではないとー。
親の肩にのしかかる重い悲しみの荷物が、いつの日か・・・子供を感じられる柔らかいショールになる日がくることを願ってやみません。
心の痛みを包んでくれるショールを感じられる1冊だと思います。
日頃分別のある人であればあるほど、
人間関係を思い切って再構築するのに抵抗を感じると思うのです。
私たちは、人をむやみに嫌うのではない、ましてや憎むのではない・・・。
けれど罪を憎んで人を憎まず・・・、などを美徳として教えられ、
それゆえに、自分は人間的に出来ていないのでは、あるいは、
自分はなぜこれほど心の狭い人間なのだろうという罪悪感、
劣等感に悩まされるのです。
それらの感情を持つのはごく当たり前だということを
繰り返し繰り返し聞かせてもらえないと、安心できないのです。
なかなか人の言う言葉を信じられなくなっている遺族を
安心させることができる言葉にあふれているこの本を、
同じ思いに苦しんでいる方々にぜひ読んでいただきたいです。
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