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悲しき人形つかい
 
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悲しき人形つかい [単行本]

梶尾 真治
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

ホーキング博士に、自分の足で歩いてもらいたい!無名の天才発明家・機敷埜風天は、壮大な夢を実現すべく、脳波を直接受信して動作をサポートする介護支援機器「BF」を開発していた。しかし、引っ越してきた横嶋町は、二組のやくざが抗争を繰り返す、超危険地域だったのだ…!想像力がエスカレートしていく痛快スラプスティック長編。人気作家・梶尾真治、待望の最新作。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

梶尾 真治
1947年熊本県生まれ。1971年、「SFマガジン」誌に「美亜へ贈る真珠」が掲載され、デビュー。『地球はプレイン・ヨーグルト』で第10回星雲賞、『恐竜ラウレンティスの幻視』で第23回星雲賞、『あしびきデイドリーム』で第32回星雲賞、『黄泉びと知らず』で第35回星雲賞、『未踏惑星キー・ラーゴ』で第28回熊日文学賞、『サラマンダー殱滅』で第12回日本SF大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 340ページ
  • 出版社: 光文社 (2007/02)
  • ISBN-10: 4334925332
  • ISBN-13: 978-4334925338
  • 発売日: 2007/02
  • 商品の寸法: 19 x 13.6 x 3 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 927,036位 (本のベストセラーを見る)
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By があ トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:単行本
 著者の別作品『クロノス・ジョウンターの伝説』で、クロノス・ジョウンターを保管していた変わり者・機敷埜風天の若かりし頃を描いた作品。

 ホーキング博士のために、意識で体を動かすBF(ボディフレーム)の開発にいそしむ風天が、引っ越した先は二組のやくざが抗争を繰り返す寂れた地域。ちんぴらになってしまった同級生と、突然死してしまうヤクザの親分。親分をどうしても「生きている」と見せておきたいと考えたヤクザが考えたのはBFを使って生きているように見せかけることだった。

 フーテンのキャラクターも良いし、BFを付けた人間が動くことを想像してみると楽しいのですが、読み終えてみるとなんとはなしに物足りなさを感じます。
 例えばヒロの初恋相手への思いとか、和久塚の最期とか、小説そのもののエピローグとか……もう少し「オチ」をつけて欲しく思ってしまいます。ストーリーの軽さが目立つわりには、はじけ切れていないのでB級コメディの香りがするけど、それでもやっぱり物足りない。なんだろうなぁ。
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4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
 寂れた町に敵対するやくざの組ふたつ。そこに現れる主人公。
う・・・ん、どこかで見たことあるって、それって黒澤明の「用心棒」じゃん!
そう、黒澤明の「用心棒」にオマージュ(と言うよりもパロディ?)をささげている本作品。”カジシン”と言えば、純愛で、タイムトラベルで、ノスタルジィあふれる作品しか読んでない私にはブラックでシュールな”カジシンワールド”を堪能しました。
 なんせ、組長の××が動いているところを想像したら、おかしくておかしく、(喫茶店で呼んでいたのだが)思いっきり噴出していました。どう考えても、登場人物たちには悲劇なんだけど、読者から見たら喜劇で、まるで、落語の「らくだ」を彷彿させてくれます。
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4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
 悲しき人形つかいという題名や、表紙の装丁から、悲哀に満ちたリリカルな作品かと思いきや、爆笑作品だった。

 もちろんカジシンらしい優しさも散りばめられています。

 筒井康隆やかんべむさし等々、日本SF界特有の味わいは懐かしい。

 エマノンや黄泉がえりとは違うカジシンの魅力爆発!

 面白い1冊でした。
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