家族のために身売り同然で老人の花嫁となろうとする若く清純なヒロインをヒーローがかっさらっていくという
私の好きなシチュエイションだったので、かなり期待して読んだのですが・・・
飽きることはなかったし、ヒーローの心に抱える傷をヒロインが癒していく過程などはしんみりくるんですが
どうも起伏に欠ける印象です。物語のなかでは、二人の便宜結婚があったり家族との確執があったり
花嫁を奪われた老人の追っ手が迫ったりと、いろいろ事件は起こるけれども、
読んでる私がハラハラしたり胸がキュンとしたり涙したりすることがなかったです。
要するに感情移入できなかったということでしょうか。
もうひと味足りない感が否めない、そこがちょっと残念でした。