「魔女にタッチ!」を描いていた鏡裕之さんの新作です。ストーリー設定とか、展開とか細かいことを突っ込んだら負けなのです。はっきり言ってめちゃくちゃですから・・・。とにかくおっぱいばっかりの中身です。
主人公の夢人は、天使の像に不埒な真似をしたために呪われてしまった高校二年生。ともに呪われた悪友レオナルド(前作にも登場)とともに魔物を人間に戻すように命じられる。その方法が、魔物の胸を年齢分揉むというしょうもないもの。幼馴染の理沙、従姉妹の結奈といった巨乳の女の子が魔物に違いないという阿呆な推測のもと、あの手この手で呪いを解除しようと奔走することに。
とかなんとか言ってますが、ストーリーなんて二の次です。とにかく煩悩まみれの小説です。主人公夢人は、だらしなく、しょうもない性格で、煩悩に正直です。「ちょっとくらいなら、触っても・・・」って。ただ、誠実さもあります。やってることは、馬鹿馬鹿しいけど命かける場面もありますからね。
一方の悪友レオナルド。途中で悪魔の手を契約するのですが・・・はっきり言って、人間の屑です。自らの容姿が優れていることを鼻にかけ、夢人を見下し、騙し、裏切り、貶め、自らの欲望のためだけに他人に不幸を押し付け、自分を慕う女子の心を弄びます。人間の底辺です。ラノベの登場人物でここまで不快感を抱かせるやつは初めてでした。夢人と対比させるためなんでしょうけどね。
現実的にありえない胸のサイズやら、展開の強引さやらが気になりますが、まぁ自分的にはレオナルド以外は悪くないと思います。理沙が好みですね。前作も読んでいるため、今後もしょうもない展開の連続になるとは思いますが、読み続けていきたいと思います。イラストに惹かれた方は、ためしに買ってもよいのではないでしょうか。