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悪魔の辞典 (角川文庫) 文庫 – 1975/4

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2016年本屋大賞 ノミネート作品発表
話題になった『火花』、『流』、『朝が来る』など他10作品がノミネート。作品一覧 へ

登録情報

  • 文庫: 448ページ
  • 出版社: 角川書店 (1975/04)
  • ISBN-10: 4042364012
  • ISBN-13: 978-4042364016
  • 発売日: 1975/04
  • 商品パッケージの寸法: 14.8 x 10.6 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3 18件のカスタマーレビュー
  • Amazon 売れ筋ランキング: 本 - 236,854位 (本の売れ筋ランキングを見る)
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形式: 文庫
幸福とは、他人の不幸を見ているうちに沸き起こる快い気分・――諷刺と皮肉の利いたユニークな警句集『悪魔の辞典』(アンブローズ・ビアス著、奥田俊介、倉本 護、猪狩 博訳、角川文庫)の一節である。

「希望とは、欲望と期待とが丸められて一つになったもの」、「悩みとは、友人の成功をまざまざと見せつけられるのが原因で罹る疾患」、「忍耐とは、美徳を装った絶望の小っちゃなもの」、「自惚れとは、間違っている評価」、「平和とは、国際関係で、戦争と戦争との間の騙し合いの期間」、「外交手腕とは、自国のために虚偽を申し立てる愛国的術策」、「小説とは、引き伸ばされた短編小説」、「警句とは、普通は他人のものを引用し、滅多に人の注意を惹くことのない鋭く賢い言葉」など、思わず頷いてしまう。
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形式: 文庫
皮肉の固まりな内容で、これで英単語を学んでしまうと大変なことになります。
こういうユーモアのセンスは、やはり真似できません。
電車の中で読むと、吹き出したりにやにやしてしまったりするので、静かに喫茶店や自宅で読むことをお勧めします。
好きな人とのデート前には置いて行きましょう。タイトルがタイトルですし、表紙も何かの魔術書だと思われる可能性があります。
ただし、相手のユーモアのセンスを熟知しており、相手があなたに対し情熱を持っている場合は別です。是非、相手にもこの本を貸してあげましょう。
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形式: 文庫
読売新聞の社説欄にも本文がよく引用される本書。
たしかに政治家を皮肉るには最適な、アビス独特の解釈の単語がずらり。
パラパラと読むだけでも、そうくるか! とスパイスの効いたセンスにニヤリ。
ただ得意がって友人や恋人に使うと、ドギツイ性格だと思われそう。
密かに楽しむのが無難だろう。
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形式: 文庫
小説や新聞などで引用される本書中の語句の解釈にほくそ笑んだ経験は数多くあるが、飽くまで断片的で、全体を通して読むのは初めてだった。やはり面白い。しかし、シニカルとか諧謔味があるとかの印象は作者の本意ではなく、分別と機知が持ち味と"まえがき"にある。単に気が利いているのではなく、理知と深い洞察力に支えられた辞典である事が窺える。広範な知識にも驚かされる。

単語の種類にも色々あるが、やはり人間関係を扱ったものが一番面白い。「Acquaintance」、「Admiration」、「Expostulation」、「Friendship」、「Hostility」、「Intimacy」、「Neighbor」など。よくもこうした見方が出来ると感心する。解釈が2行以内に纏まっている物が出来も良いと感じた。長めの場合でも、解釈中で引用される詩には味がある。一方、特定の団体や主義・宗教・政治などに関するものは、やや説明的に過ぎるように思えた。ただし、「Impiety」は現代にも突き刺さる。その中間に、「Destiny」、「Happiness」、「Imagination」、「Misfortune」、「Nonsense」、「Ugliness」などの概念的な単語があり、この解釈も捻りが利いているものが多い。概して女性に厳しいようだ。

今回は冒頭から順に読んだが、気
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形式: 文庫
たまに誤解されている場合があるようですが、本書『悪魔の辞典』は悪魔とタイトルにありますけど、いわゆるオカルトの妖しい本ではありません。じゃあ辞典と言っているからには辞典なのか、というと……一応は辞典形式で、取り上げた単語について「皮肉な」解説がされています。
とにかく読んで面白い作品です。皮肉の切れがすごいです。どうしてそんな発想が出てくるのか、牽強付会した見方をすればそう表現できるのか、と感心するばかりです。
書かれている皮肉の中には、著者ビアスが生きた時代の実在特定人物を表現しているものもあるようです。ただその皮肉が現代日本人でもそれなりにニヤリとできてしまうというのは……時代や場所を問わず人間というものの姿はそう大きく違わないということなんでしょうか?
文庫本として普通の厚さの本ですが、もっともっとたくさんの項目の皮肉を読んでみたいくらいです。
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形式: 文庫
中学生の時に読んでしまったがために、いまこんな自分があるような気がする。
熟読した記憶はなく、拾い読みくらいだったと思いますが、
寝る前によく読んでいたせいか、アタマの中にしみいってしまったように思います。
でも、都合のよいようにとらえるとするなら、アタマが柔らかくなったように思います。
固定観念にとらわれない基礎訓練のようなものか…。
悪く言えば、物事をうがった見方ばかりする、ともいえる。
引っ越しの準備をしていて15年ぶりくらいにちらっと読んだのですが、
いまだに面白いですね。本はボロボロですが。
アマノジャクとみるか、本質をとらえているとみるか、人それぞれでしょう。
100年に一度(って本当かどうかわかりませんが)の、こんな時期には
良い本かもしれません。
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