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このシリーズ全体の特徴として、いかにも萌えなエピソードやおちゃらけた雰囲気と並列して、かなりハードかつダークな物語が語られるという点があるんだけど、この作品ではそれが顕著に表れている。
今回スポットを当てられることになる真嶋綾の、YAで扱われるには悲惨すぎる事件(シリーズ1作目参照)を材料に描かれる萌えエピソードと下ネタ、孤独と絶望そして希望と愛と再生。こんな切り口で小説を書ける人は他にいないと思う、まさに天才。
また作者はこのクオリィティーを保ちながら、すごいペースで小説を書いている。質だけでなく、量の面でも天才の名にふさわしい。
「熱いな。」というのが、読んでいる際中の感想。
そして勿論、「面白かったな!」というのが、読後の感想。
ここまで『悪魔のミカタ』シリーズを読んできた方なら、この厚さ(425P)も気になることなく読むことが出来ると思う。
というより、4巻までを読んできたのなら、例え僕が「読むな」と言っても読まずにはいられないでしょうから、今更おすすめするまでもないでしょうね……。
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