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悪魔のピクニック―世界中の「禁断の果実」を食べ歩く
 
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悪魔のピクニック―世界中の「禁断の果実」を食べ歩く [単行本]

タラス グレスコー , Taras Grescoe , 仁木 めぐみ
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 2,100 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

食べるなと言われると、食べたくなる。「禁断の果実」の生産者や愛好家のもとを訪れ、誰がどうして禁止したのか、そのことはわれわれに何をもたらしたのかを探り、変わることのない人間の欲望の本質と社会・政治とのかかわりを垣間見るトラベルエッセイ。

内容(「MARC」データベースより)

コカ茶、葉巻、密造酒、チョコレート、ポピーシード、生乳チーズ…。誰がどうして禁止したのか? これら「禁断の果実」の生産者や愛好家のもとを訪れ、人間の欲望の本質と社会・政治とのかかわりを垣間見る。

登録情報

  • 単行本: 393ページ
  • 出版社: 早川書房 (2006/07)
  • ISBN-10: 4152087471
  • ISBN-13: 978-4152087478
  • 発売日: 2006/07
  • 商品の寸法: 19 x 13.8 x 3.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 535,284位 (本のベストセラーを見る)
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最も参考になったカスタマーレビュー
17 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By NINA
形式:単行本
トンデモ旅行記&世界食べ物事情(裏話付き)。

各国で食べてはいけないとされているものを

食べて回ろうという作者の気概がすばらしい!

実際に、警官にこの国ではこれを禁止しているそうですが...と言って見せてみる。

その結果は、罰金?逮捕?投獄?

実際に、その国の人に禁止されているものを食べさせてみる。

これは結構喜ばれるらしい。

ガム、チーズ、ハム、チョコレートなど何故こんなものが禁止に!?

という驚き、そして事情を知ればうなずける部分もあったり。

所変れば品変る。

つぎの旅にはこの本を持っていこう。
このレビューは参考になりましたか?
2 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
「世界の中の『禁断の果実』を食べ歩く」というサブタイトルだが、小泉武夫がよく著するような、ただの「珍食紀行」では無い。もちろん、そうしたアプローチの過程も、しっかりレポートはされている。しかもそのスリルがユーモアとアイロニーに富んだ筆致でもって綴られ、それぞれの「ブツ」に対する詳細な分析と考察も相まって、読む者の興味を掻き立てられどうしだ。1行1ベージを追うのが実に楽しい。 しかし筆者が伝えんとする事は、更に深くて重い問題だ。酒(イエメベレント、アブサン)煙草(コイーパ・エスプレンディード)ドラッグ(コカ)というものに対しての、体に有害だからという押し付けがましい規制。米国による生チーズ(エポワス)食肉(クリアディリャスや生ハム)へのダブルスタンダードな輸入規制。クラッカー(ポピーシード)に至っては、品物そのもののレポより、それを持ち込んだシンガポールの過剰な管理社会に対しての疑問を投げ掛ける。そして終章において彼は、それらリスクがある(と、決めつけられる)嗜好品に対する行き過ぎた規制のナンセンスと悪循環、それを鋭く明瞭に論証し切っているのは見事と言う他は無い。自ら吐露する「俄かジャンキー体験」も、その説得力に一役買っているのだろう。 タブー、禁断であるが故の危うい魅力への誘い。それを通した社会批評。二重の読み応えが味わえる最近出色のノンフィクションの一冊!
このレビューは参考になりましたか?
19 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By myogab
形式:単行本
漠然とした不安からの解放を安易に求めるために、国家権力の強化を望んでしまう昨今の若者に…広く読んでいただけたら…と願う。

例え純粋な食い道楽であっても、理不尽な「世界の矛盾」は その者の行く手を阻む…。

ピクニック…それが「悪魔」の所行であるのは、無責任で非科学的な前例主義である官僚組織・官僚国家ににとってのみ。さらに上位の視点に立てば、はたしてどちらが「悪魔」であるのか…。

…それは極一部の国に特殊なことではない。

この世界のそれぞれの国が、それぞれの事情によって、それぞれ不合理な支配構造を維持するために非科学的で本末転倒な対応に躍起になっているのが判る。

その非合理な利権構造を維持する論理は、被支配者の側、その脳の髄にまで浸みわたっている…支配者に都合の良い論理が、恣意的に抽出された「歴史的事実」を上手く利用された形で、論理的既決であり民族的アイデンティティであるかのように染め上げられてしまっている。

そこでは本能的動物的な“感性が真っ当に働いている者”ほど、自らを“社会の害悪”であり罪人であるかのような劣等感や罪悪感に苛まれている。

そして、この日本においても他人事ではない。個別の事象には程度の差はあれ、確実に個々人を拘束している。

しかし、理不尽な権力を前に絶望する必要はない。

そんな中でも楽しく生きて行くための知恵も、ほんのちょっぴり示唆されている。
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