大リングランドの王妃エバンジェリンは、独立心の強い西州の覇権を狙っている。
対抗措置を話し合うため悪魔城に集まった西州四海公だったが、このうちの誰かがウィリアムに狙いを定めた王妃の刺客である可能性が−−。
1巻は魔女の名前やら呪文やら、お伽話っぽさに多少興が醒める部分があったのですが、今回はグッとお話っぽくなりました。
お気楽&おバカのノリも十分楽しいシリーズだけれど、雑誌既出の「石榴」のお話といい個人的にはこの位の加減の方が好きです。
でも、だからと言って物語の根底からリアルにしてもらいたいのではなく、やっぱりウィリアムとジュリエットのいちゃいちゃ夫婦、バジル伯爵家の兄弟ラブラブは絶対崩れて欲しくない!。
主要人物達のおおらかさ、ポジティブだけど押し付けがましくないところ、心地好いつながりあってこそ安心してお話を楽しめます。
その安心場面も、かなりなグレードアップかと…。「キスのその先」がウリの某レーベルの描写より掴まれました(笑)。
ヴィヴィアンの兄上心酔っぷりにも驚き。もしやかなりアブナイ人なんでしょうかね?。願わくば、ノーマルに幸せに…(笑)。
このエピソード、次回決着とのことですが、傾いたウィリアムの呪いはどうなるの?。新婚夫妻のその先が知りたいけれど、解呪されたら終わっちゃう?。呪いこのまま…って言うのもヤキモキするし、ジレンマです。