数年ぶりのシリーズ新作。
筆者に一体何が起こったのか、今回は性的な内容が至るところに出てきます。直接的でなくても、人の性欲に起因する台詞や行動。油物のフルコースを出されているようで、途中から「またかよ…」という感じになってきます。こういうのが苦手な人には、あまりお勧めできません。
また、これはネタバレですが、今回マリを抱え込む青木家。
父は無実だったにしても、娘の大学生家庭教師と不倫し、挙げ句は自殺未遂までしてしまった母。その母の情事をビデオで見せられた娘。その家族が最後、一言「元通りの暮らしをしてるよ」だなんて、いくらファンタジーだからって、そんなことあるわけないでしょう。
大天使から「力を得た」と言われたマリが、ラストバトル、どのように悪魔を退けるのかと思ったら、ただガスに引火して爆発させるだけだったり…。
前作あたりから「悪魔が事件を起こす」というファンタジー路線を押し出してきてから、展開が強引になったり拍子抜けしたりする部分が多くなった気がします。無理にファンタジーしなくてもいいと思うんですけど…。