内容紹介
1973年8月18日。猛暑に襲われた真夏のテキサスを、ワゴン車でドライブ旅行する5人の若者たちがいた。彼らはグループのひとり、サリー(マリリン・バーンズ)の祖父が埋葬されている墓地に立ち寄る。その周辺では墓荒しが続発、遺体が盗まれるという怪事件が続いていた。墓が無事なのを確認すると、若者たちはサリーと彼女の兄で足が不自由なフランクリン(ポール・A・パーテイン)が幼少期を過ごした屋敷に向かう。
道中、車に乗せた怪しげな風貌のヒッチハイカー(エドウィン・ニール)が、フランクリンの腕を剃刀で切り付けるアクシデントが発生。これが想像を絶する惨劇の幕開けになるとは、そのときは誰も予想できなかった。
やがて一行は緑に囲まれた旧家の廃墟に到着。カーク(ウィリアム・ヴェイル)とパム(テリー・マクミン)は、暑さをしのごうと川に泳ぎに出かけるが、途中で立ち寄った白亜の屋敷に潜んでいた謎の怪人レザーフェイス(ガンナー・ハンセン)に襲われ、惨殺されてしまう。
仲間の帰りが遅いのを不審に思い、問題の屋敷を訪ねたジェリー(アレン・ダンジガー)も犠牲になり、サリーと共に森に入ったフランクリンも、突如現れたレザーフェイスに車椅子ごと電動ノコギリで切り刻まれてしまう。凄まじい絶叫を上げ、唸りを上げるノコギリの刃から逃げ回るサリー。彼女は全ての狂気の震源地である悪魔の館に逃げ込んでしまう。そこで展開する恐るべき地獄の宴とは…!?
1974年アメリカ 本編84分
監督:トビー・フーパー 脚本:トビー・フーパー,キム・ヘンケル
出演:マリリン・バーンズ、ポール・A・パーテイン、ガンナー・ハンセン ほか
16mmオリジナル・ネガフィルムからHDトランスファーしたマスターを使用。
サウンドはドルビーデジタル5.1chとオリジナル・モノの2種類を収録。
Disc-1(本編ディスク)
-本編- 本編約84分
-特典-
※オーディオ・コメンタリー1キャスト編:マリリン・バーンズ、ポール・A・パーテイン、
アレン・ダンジガー、ロバートA.バーンズ
※オーディオ・コメンタリー2スタッフ編:トビー・フーパー、ダニエル・パール(撮影)、
ガンナー・ハンセン(レザーフェイス役)
※トレーラー ※TV&ラジオ・スポット
Disc-2(特典ディスク)
※ドキュメンタリー"Flesh Wounds"(74分)
※ガンナー・ハンセン(レザーフェイス役)が案内する『悪魔のいけにえ』の館
※削除されたシーン&アウトテイク ※NGシーン ※スチール・ギャラリー
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1974年に低予算で制作された、このセンセーショナルで大きな衝撃を与えたホラー映画は、トビー・フーパー(『ポルターガイスト』、『スペースバンパイア』、『死霊伝説』)が監督したものだが、タイトルからして評判が悪く、作品としての評価も高くなかった。身の毛のよだつような不気味なストーリーである。エド・ゲインの実犯罪にヒントを得て(『サイコ』にもインスピレーションを得て)、新たなるジェフリー・ダーマー(実在の猟奇殺人者)を作り上げたこの『悪魔のいけにえ』は、ヒッチハイクをしていた若者のグループが片田舎の恐ろしい屋敷に捉えられ、拷問を受けて切り刻まれ、電動ノコギリを振りかざすレザーフェイスをはじめとする人肉を食べる一家の餌食となってしまう。この映画の恐怖感は、大まかなセミ・ドキュメンタリーというスタイルによって強調されている。そしてブラックユーモアがある(続く'70 '80 '90年代のホラーはどんどんつまらなくなっている)。誰にでも見られる作品ではないかもしれないが、ホラー/スリラー映画の歴史上は、先述の『サイコ』の他、『ハロウィン』、『エルム街の悪夢』に並ぶ名作である。(Jim Emerson, Amazon.com)