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悪魔に仕える牧師
 
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悪魔に仕える牧師 [単行本]

リチャード・ドーキンス , 垂水 雄二
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 2,520 通常配送無料 詳細
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

「利己的な遺伝子」「ミーム」の唱導者にして、練達の科学啓蒙家でもあるドーキ ンス待望の新作エッセイ集。今回は、彼がこれまでに各種メディアに発表してきた エッセイや書評などをテーマ別に編纂した、『虹の解体』の流れに属する科学啓蒙 書です。一貫した論理の説得力と巧みな比喩の魅力は相変わらず。進化論、遺伝子 工学関連のエッセイ、生物学書などの書評(長年の論敵グールドの本の書評がまと められており、グールドの死後に書かれた、意外な一文もあります)、親しい友人 への惜別の辞など、テーマがいくつにも分かれていますが、編集の妙もあって、ま とまり感の強い出来になっています。自伝的な要素を多分にふくんでいるのと、反 宗教というべき立場が鮮明になっているのが、これまでの著作との目立った相違で しょう。おのおののエッセイが短いので、はじめてドーキンスを読む方にもお勧め いたします。
 タイトルの「悪魔に仕える牧師」は、ダーウィンが知人宛に書いた書簡の中でつ かわれた言葉で、進化論という無神論的な、自然のいとなみに「神」は関係ないと いう立場を押しだそうとした自分が、信心深い社会には「悪魔に仕える牧師」のよ うに映るだろう、という思いから記された言葉のようです。

内容(「BOOK」データベースより)

本書は、科学啓蒙家として右に出る者のないドーキンスが、一貫した科学的思考をさまざまな現代的話題に適用して綴った文章をセレクトし配列した、初のエッセイ集である。進化論、遺伝子工学に関わる説得力抜群の論評はもとより、長年のライバル、グールド博士への、節度ある交友関係に裏付けられた批判や、親しい友人への追悼文、あこがれの地アフリカへの思いを綴った文章などを通じ、明晰な科学的思考の多面的な輝きが見てとれる。ファンも、ドーキンス初体験のあなたも必読の、唯一無二の啓蒙書。

登録情報

  • 単行本: 451ページ
  • 出版社: 早川書房 (2004/4/23)
  • ISBN-10: 4152085657
  • ISBN-13: 978-4152085658
  • 発売日: 2004/4/23
  • 商品の寸法: 19 x 13.6 x 3 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 103,683位 (本のベストセラーを見る)
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68 人中、64人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
 32本のエッセイを収録しているが、その殆どが初の邦訳であるのが嬉しい。
 前作「虹の解体」で反オカルトに乗り出したドーキンスだが、今作ではさらに歩を進めて明確な反宗教的姿勢を打ち出している。
 また、政治的な発言や私的な交遊についての言及が多く、これまでになくドーキンスの人柄や素顔が前面に出ている。

 ただし、各エッセイはそれぞれ個別の問題について述べているため、巧みに関連付けられて配置されているとはいえ、これまでの著作の様なテーマの一貫性には欠ける印象がある。

 ドーキンスの他の著作を未読の人が読んでも面白いことは間違いないが、本当にこの本を楽しみたければまず他の本から読むことを強くお薦めする。特に「盲目の時計職人」と「利己的な遺伝子」は必読である。それらは必ずあなたを魅了するだろう。その上で本書を読めば「あのドーキンスはこの問題についてどう考えているのか?」という新たな視座を手に入れることができ、より深く楽しむことが出来ると思う。そういう意味ではこの本はすでにドーキンスの魅力に取り憑かれたファン向けの本であると感じた。

 なお、収録されたエッセイは25年の間に様々なメディア上で発表されたものが中心だが、惜しくも収録できなかったものも多数あるとのことで、反響しだいでは続刊も期待できそう。進化や科学について扱った極上のエッセイ集として、終生良きライバルであった故スティーヴン・ジェイ・グールドのエッセイ・シリーズに替わって刊行し続けてほしい。

このレビューは参考になりましたか?
19 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By jimmy
形式:単行本
 大半の本は、「面白くて一気に読んでしまう」か「面白くないので途中でやめてしまう」にわかれるのでしょうが、本書は「面白いのだけど、重荷とも感じられて、簡単に読み進められない」ものでした。結局、半年近くかかったことになります。
 エッセイと聞くと「軽妙な表現」と対で使われることが目立ちますが、ドーキンスのエッセイは彼の日常の生身の表現なのでしょうか。正確だけど簡易ではなく、偏向を戒めますが主張は明確であり、合理的証拠を尊びつつ感性にも訴えようとする文章の連なりに圧倒されてしまいます。一般読者向けに書かれた本(例えば「利己的な遺伝子」)も決して平易な表現とは思えませんが、かなりの推敲を加え理解を引き出すための努力がなされたものだのではないかと感じます。
 私も、若い頃に科学者になるのを夢見ていたころがありました。ある程度、科学的なものの見方をできているのではないかというわずかな自負はありましたが、たとえば宗教に対する考え方や、代替医療と呼ばれる領域に対する態度に確かな自信を持っているわけではないことに気づかされました。
 単に、特定分野の科学の専門家としてだけでなく、科学的な立場とはどういうことなのかを積極的に広めようとされる意欲は尊敬します。訳者あとがきで紹介されている、ドーキンスが推進している「ブライト運動」のことも勉強したいと思います。
このレビューは参考になりましたか?
7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
ドーキンスの著作はどれもそうなのですが、
本書でも科学と真剣に向き合うことの重要性を訴えています。
また似非科学に対する警鐘も鳴らしています。

自然科学を扱う学者の中には、
神の存在を証明するために科学を利用する人たちや、
人が他の生命と異なり、特殊な存在であることを証明するために、科学を利用する人たちや、
自分の主張を正当化するために、都合のいいところだけ科学を利用する人たちが、
結構います。

また、社会科学(経済学、社会学、心理学、教育学など)を扱う学者の多くは、
自然科学を無視していたり、自然科学に無知だったりします。

科学とは真実を手にする為の人類の壮大な挑戦の歴史であり、
これからもそうでなければなりません。

科学と名のつく学問を扱う人はドーキンスを見習うべきですし、
科学者としてのプライドを持つべきです。

ドーキンスと同じスタンスで科学と真剣に向き合っている以下の人たちの書籍もお薦めです。
・ダニエル・デネット(哲学者)
・スティーブン・ピンカー(進化心理学者)
・ハワード・ガードナー(認知心理学者)
・アントニオ・ダマシオ(脳科学者)
・マット・リドレー(サイエンスライター)
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むずかしすぎてわからん
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科学者とはこうあるべき
ドーキンスがこれまでいろんなところに発表してきた文をまとめたもの。... 続きを読む
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良い意味でファン向けの1冊
 32本のエッセイを収録しているが、その殆どが初の邦訳であるのが嬉しい。... 続きを読む
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