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悪魔が殺せとささやいた―渦巻く憎悪、非業の14事件 (新潮文庫)
 
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悪魔が殺せとささやいた―渦巻く憎悪、非業の14事件 (新潮文庫) [文庫]

「新潮45」編集部
5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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悪魔が殺せとささやいた―渦巻く憎悪、非業の14事件 (新潮文庫) + 殺人者はそこにいる―逃げ切れない狂気、非情の13事件 (新潮文庫)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

澱のように沈殿する憎悪、嫉妬、そして虚無感―。誰にも覚えのある感情が、なぜ黒い殺意に変わるのか。日常のなかで突然襲い来るその瞬間、血のつながった家族、愛した人、通りすがりの名も知らぬ者を殺めるまでに、人を駆り立てるものは何か。虚飾、自己愛、そして妄想…いびつで残酷な人間の本性に迫り、殺人事件の真相を暴く、ノンフィクション集。好評シリーズ第五弾。

登録情報

  • 文庫: 373ページ
  • 出版社: 新潮社 (2008/10/28)
  • ISBN-10: 4101239177
  • ISBN-13: 978-4101239170
  • 発売日: 2008/10/28
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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35 人中、31人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
「黒い報告書」に代表される新潮社のお家芸・実録犯罪ルポ。法廷から事件の概要を説明したうえで、犯人の生い立ちにまでさかのぼり、その後の生活環境を丁寧に描写。そして、クライマックスは殺人シーンの再現という手順はライターの力量も十分で、様式美を感じるほどレベルが高い。深い憎悪や犯人にとっての「必然性」が殺人には絶対必要だ、という正気側の常識や倫理は、いともかんたんに覆されて、その境界線は高く固い壁などではなく、ほんとうに薄い膜程度のものにすぎない、という読後感は背筋が寒くなる。
このレビューは参考になりましたか?
26 人中、21人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
新潮45のこのシリーズは、かなり取材もしっかりされていて、事件の詳細がかなりよく判ります。
だれもがニュースで聞いて知っているような殺人事件をピックアップしているので、「ああ…あの事件か」と判る人も多いはず。
そして、ニュースで見聞きしただけでは判らない事件の裏側や、犯人の異常さ、被害にあわれた方の恐怖や遺族の悔しさ、悲しみが伝わってきます。
それはいいんですが、事件ごとに副題のようなものがつけられていて、これが…なんと言うか…ワイドショー的で…いや凄く判りやすいんですけどね?
「夫の心変わりに牙を剥いた般若の姉さん女房」
「エリート焼肉部長が殺めた二人の愛人」
「法廷の女優【セレブ妻カオリン】の終らない演技」
「断末魔の声に興奮した自殺サイトの死神」
…こんな感じで…。私的にはちょっとこれは…と思うんですけど…(笑)
このレビューは参考になりましたか?
38 人中、29人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By いせむし トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫
このシリーズは毎回驚くような事実を我々に知らせてくれる、
犯罪ノンフィクションの王様だと思う。

最新作である本書は、
セレブ妻カオリンを筆頭に世間を騒がせた事件を14件収録しているが、
今回のエピソードでは、
犯罪に手を染める加害者の多くが女性だ。
彼女たちの狂気、絶望感が怖い。
心霊現象より人間の方が怖いというのは事実だと思う。

収録作本では、
中津川の一家惨殺事件、セレブ妻事件が必読。
それぞれ大事件でもあるけれど、
背景にある家庭環境のゆがみが怖い。
殺人というのは歪みきった生活から導かれる、
最後の決着だということが分かる。
今回に限ってはかもしれないが、
男は被害者も共犯者も、
悪魔のような女に引きずられていく。
その姿も痛々しい。
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