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投稿者: 芋粥 (詳しいプロフィールを表示) まず上巻はこの悲劇の序曲でしかない、と言う印象を受けるだろう。裏切り、殺人、自殺、等おぞましい光景が繰り広げられて行く。キリーロフとピョートルの対話はカミュのシシフォスの神話に引用されるなど、哲学的内容が多大に含まれている。そしてなによりこの悲劇のラストシーンはこの物語を全て物語っていると言っても過言ではない。スタヴローギンの苦悩とピョートルの焦燥がついにここで爆発するのである。当時ドストエフスキーが雑誌で連載していた頃は家庭向きの雑誌だからと断られた。スタヴローギンの告白が含まれているのがとても嬉しい。 続きを読む |
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