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・「第1章 おなら…正しい屁理屈のススメP(. 10)」…おならの成分や回数,それらと生活習慣との関連は,研究が難しい領域にもかかわらず様々な業績があることを教えられました。
・「第4章 膣と精子…愛という名の悪臭(P. 144)」…「膣臭の改善」商品の開発に取り組む研究所員の奮闘に関する記述が参考になりました。担当所員は男性なのですが,実験用のモデル膣臭(実験を簡易化するために生の匂いをサンプルとして調香師が香料を組み合わせて再現する)のサンプル集めや女性アシスタントへのセクハラにならないための涙ぐましい努力が偲ばれます。
・「第6章 死体…人間最後の悪臭(P. 223)」…人は生きているから「人」たりえるのだと認識を新たにしました。死体の時間経過とその悪臭について本章では述べられていますが,おならやゲップ,ワキガ,精液臭,糞尿といった本書で扱っている全ての悪臭の集大成が死体臭という印象を持ちます。匂いの観点からの指摘,「人は死ねばウンコになる」は名言です。
読者の評価はまちまちでしょうが,個人的には調香師志望の方,口臭やワキガにお悩みの方,欧米人が香水を多用するのは風呂に入らないのをごまかすためと誤解されている方には一読をお勧めします。
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