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43 人中、43人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
岸辺の唄シリーズ最新刊,
By ねこのしっぽ (四国) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 悪夢城の主 (アイズコミックス) (コミック)
水をテーマにしたオリエンタルファンタジーシリーズの第4弾です。が、知らずにコチラから読んでしまいました。 収録作は表題作を含め4篇あり、それぞれ水を巡る話ではありますが、 独立した内容なので、他を読んでなくても楽しめます。 水・荒涼とした砂漠のような地・昔の中華風な衣装や装飾・鬼と人。 今市子さんが作り出すこの不思議な物語の世界は、 確かに本を手にとって読んでいるのに、目の前に描かれているのに、 なんだかその絵すら夢幻のような、蜃気楼が作り出した街や村を覗き込んでいるような、 何とも不思議で妙な感じになってしまいます。 今市子さんが紡ぎ出す不思議作品は、それ自体が不思議な力を持っていて、 初見よりも時間を空けて再読することで、見えなかったものが見えてくる。 物語は変わらないのに、別の物語になったように感じる・・・まさしく妖怪本です。 実は購入当初はさら〜っと読んでしまって、今さんなのに物足りない・・・。 なんて思っていたのに、二ヶ月経って頁を捲ってみたら・・・あれ?!面白くなってる! この話、こんな話だったけ??と、不思議体験をし、レビューを書く気になった次第で・・・。 百鬼夜行抄などがお好きな方で(←こちらは和テイストですが) オリエンタルテイストもいける口の方なら、きっとお好きです。 第1弾【岸辺の唄】、第2弾【雲を殺した男】、第3弾【盗賊の水差し】も 読んでみたくなりました〜。
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